デジカメ講座

<はじめに−この講座の主旨と目標>

考古研ではデジカメが昨年末に購入されホームページ用の写真から普通のフィルムを使う銀塩カメラのようにまで使用されることを期待された。実際に一部ホームページで使われ、最近プリントアウトして銀塩写真にも劣らぬ画質であることは証明された。しかし使用者は一部の人に限られている。この講座ではデジカメの扱い方を教授すると共にデジカメがより多くの方々に使われることを目指すものである。なお、ごく基本事項にしか触れないようにしている。さらに詳しい内容は要望があれば随時伝授したいし、改めて講座を企画するように努めたい。

<デジカメとは>

デジタルカメラ【digital camera】は、フィルムを使わずレンズから入ってくる静止画像を撮像素子(CCDなど)が検知しデジタル信号に変換して電子データとして保存するカメラである。フィルムを使う銀塩カメラに対して、デジタルカメラ、またはデジカメとも称するが、厳密にはデジタルスチルカメラという。フィルム並みの高画質は望めないといわれてきたが、最近は優れた製品が多数出そろってきた。考古研のデジカメはスナップ写真用としては十分すぎるほどの能力があるといって過言ではない。また既存のDPE店でも画像データのプリントサービスが始まる1など、フィルムによるカメラに取って代わる勢いも見せている。

(フィルムを使う銀塩カメラに対しての)長所

・撮影した画像データをテレビに映す、プリントアウトする、パソコンに取り込んで画像処理する、電話回線で送るなどができる。画像処理を行うと白黒写真やセピア調の写真などが簡単にできる。なお、画像処理ソフトはAdobe社の「PhotoshopLE」を考古研で購入しているので、コピーがほしい場合は相談してほしい。

 ・他にその場で撮影した画像を確認・削除などができる。
 ・現像代がいらないので相対的にかかる費用が安い。
(フィルムを使う銀塩カメラに対しての)短所
 ・フィルム並みの高画質は望めない。発掘調査報告書などの写真などにはまだ使え ないといわれている。

 ・電気をたくさん使う。

 ・撮影するのに多少時間がかかり、一瞬の動作や表情を撮るのは難しい。

 ・オートフォーカスにしておいても被写体が動くと画像はぶれてしまう。2

以上のことを知っておいてほしい(特に下線部)。飲み会などで「写真、写真。」と叫ばれてもすぐには対応3できないし、よい写真を撮れる確率は普通のカメラより低いのである。

<各部名称>デジカメの各部の名称である。この名称に従って以下説明していく。


<静止画を撮る>

1−レンズキャップをはずして4から、POWERスイッチを下にずらして電源を入れる。このとき緑の点を押さえないとずらすことができないので注意。
2−MODEスイッチを「STILL」にする。
3−シャッターボタンを軽く押して液晶画面で画像を確認する。このとき緑の点(AEロック表示)が点滅しやがて点灯に変わる。点滅中(デジカメが自動調整中)は液晶画面の画像は静止しているが、点灯に変わると動くようになる。点灯に変わると撮影可能になるのでそれまではシャッターボタンを離さずに待つことが重要。
4−シャッターボタンを押し込む。カシャッという音がする(設定している)。画像がメモリースティックに書き込まれている間は「記録中」の表示が出る。表示が消えると次の撮影ができるようになる。記録枚数は8MB13枚前後、32MB52枚前後。

補足事項
 ・昼間の屋外での撮影や暗い場所(カラオケボックスなど)での撮影では液晶 画面が見づらい場合がある。その場合はファインダー窓を覗いて撮影する。こ のときも同様にシャッターを切る。ファインダー内の画像は視度調節ダイヤル を回して見やすくする。
 ・ズームはズームボタンで調節する。WWide:広角)で被写体が小さくなり 、TTelephoto:望遠)で被写体が大きくなる。

<静止画を見る>

1−MODEスイッチを「PLAY」にする。最後に撮影した画像が表示される。
2、3−コントロールボタンを操作して静止画を選ぶ。メニューバーが表示されていないときはコントロールボタンを左右に押す。左に押すと前の画像、右だと次の画像が表示される。メニューバーが表示されている場合は、コントロールボタンの▼を押してメニューバーを消すか、コントロールボタンを操作してメニューバーの左端上のぼたんを選択する。そしてコントロールバーを左に押すと前の画像、右に押すと次の画像が表示される。



<デジカメの注意点>

・デジカメは電気を多く使うためこまめに電源を切る。ただ電源を切ると次に起動するのに時間がかかるので、電源を切りたくない場合はLCD ON/OFFボタンで液晶画面を消すとよいと思う。再び映すにはLCD ON/OFFボタンを押す。

・デジカメは湿気やほこりに弱い。なるべく汚さないようにする。撮影時以外はレンズキャップを装着してほしい。夏場冷房の効いた部屋や車内から暑い屋外に持ち出したときなどには結露が起こりやすいのだが、結露が起こったまま使用すると故障の原因になるようなので十分注意が必要である。

・当たり前のことだが、落としたりして強い衝撃を与えてはいけない。記録したデータが破壊されたり消失したりすることがある5


<おわりに>

今回はこれで終了する。まだまだデジカメは奥が深いのだが、いつでも教えるので実際に触って基本事項である「静止画を撮る・見る」をまずマスターしてほしい。

 

参考文献:デジカメ(SONY Cyber-shot DSCS70)の説明書とその他多数。

 



補注1 最近、プリンターの性能が伸びてきたので、いちいちDPE店に出さなくても、少しの知識があれば自分で印刷できる。現に今回のベストセレクションも我々が印刷した。
2 シャッター速度の関係
3 そのためにも、電源は入れておいた方が良いかもしれない。しかし、バッテリーの容量はぎりぎりのため、うまく遣り繰りしないといけない。この一つの方法として、液晶画面を消す方法を提示した。他に何かよい方法があれば教えていただきたい。
4
もし、STILLモードのときレンズをつけたまま電源を入れると、エラーメッセージが出る。このときは、レンズカバーを取り、電源を一度切って、しばらくしてから、もう一度電源を入れると良い。
5 データだけでなく、デジカメ本体、メモリースティックにもダメージを与えかねない。

 

HOMEへ戻る