<古都グアナフアトとその銀鉱群:メキシコ合衆国> メキシコシティーの西にある古都グアナフアト。ここは銀鉱山で発展した町である。1558年、この地でバレンシア鉱山が発見され、スペインの殖民として発展した。当時、世界の銀の25%を産出し、現在でも20%の世界シェアを誇る。銀で得た利益で、多くの建物が建てられ、今に至っている。この地は中世の芸術に触れる街でもある。毎年10月にはギリシャ風神殿のファレス劇場でセルバンテス・フェスティバルが開かれ、多くの芸術家が集まる。一方、スペインの植民から独立を果たそうとした鉱山労働者の銅像が小高い山の上にあり、過去の歴史をしのばせる街でもある
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