いつかのうみ
つい先日の話・・・
今月11日の母の日に、両親を東京湾クルーズに招待して、
ちょっとした親孝行なるものをしてみた・・・
そして次の日は、会社からお休みをもらって、
浦安にある天然温泉施設へカラスの行水ごとく、僅かな温泉気分を満喫した・・・
浦安に行って、東京ディズニーランドに行かないのが何ともミソなのだ・・・
そんな、湾岸地区周辺をいろんな角度で接してみたら、
あまりに変わった姿にちょっとした懐かしさが甦った・・・
ひと昔・・・ お台場周辺(現臨海副都心)は『13号地』なんて呼ばれていて、
小学生の僕にとっては、なんとも不思議な所だった。
海の水質はもちろん綺麗ではなかったけど、昔は良く釣りに連れてきてもらい、
カレイやハゼが結構釣れて、天然の牡蠣なんかも獲れたもんだった・・・
その後、東京湾の牡蠣を食べて、食中毒に要注意なんて新聞やテレビで報道もあったけど・・・
今でもお台場周辺で当時の建物が残っているのは、小学校の遠足で行った船の科学館や、
東京湾海底トンネルの入り口の不思議な建物ぐらいで、
あとは新しい未来都市のような建物がたくさん建ち並んでいる・・・
普段、仕事でお台場には頻繁に来ているけど、
海の上から見たお台場は、ひと味もふた味も違う姿を見せてくれた・・・
海面を眺めながら思ったのは、今も天然の牡蠣が獲れたり、カレイなどは釣れるのだろうか・・・
そんな、いつかのうみを夢見て・・・
拝 マーボ
2008年5月30日 1時35分 自室にて