高円寺の夜空に・・・

 

 今月10日に行ったライブは久々に味わう、変な緊張感が漂うライブだった・・・

なぜならライブ活動を再開させてから一切、仕事関係の人には声をかけていなかったのだが、

今回は思い切って声をかけさせて頂いたのだ・・・

実はめちゃくちゃ照れ屋で、普段仕事で接している人には、ほとんど声をかけないマーボライブだが、

『高円寺ALONE』のあの音の素晴らしさを、何とか体感してもらえればと思い、声をかけさせて頂いた・・・

 

 今回僕が招いたお客さんは、日本の音楽シーンのトップを手掛けているエネルギッシュな仲間たち・・・

そして偶然だが、かつて僕と同じステージに立ち、熱き歌声を届けていた志士。(と呼ばせて頂く・・・)

仕事ではメディアを通じて、素晴らしい作品を一緒に送り届けている・・・

果たして僕のステージアクト、そして『高円寺ALONE』の独特な空間に

どう反応してくれるのか・・・

 

 しかしながら彼らには、心底「やってくれるな〜!」っと思った・・・

まず開演前の楽屋で待っていると、『高円寺ALONE』マスターの源さんが、

「マーボこれ!」って大きな紙袋を置いていった。

中身を覗いてみると僕は一瞬、変な奇声をあげる・・・

中には「斉藤マーボ様 え」ってきれいな舞台花が収まっており、おまけに会社名までご丁寧に書いてあるのだ・・・

それからなぜか変なプレッシャーに襲われ、おまけに胃まで痛くなってきた。

さらにステージに上がると、なんと! ど真ん中で彼らが1列に並んで鑑賞しているのだ!

おまけにこの日は客席にあたる効果照明も多く、「源さん頼むよ・・・」なんて

歌いながら心の中でつぶやきつつ、めちゃくちゃ汗も吹き出し、オロオロし、

たくさんミスるなどのヘマばかりのライブだった・・・

中盤からは開き直って演奏に集中し、なんとかやりきったが、

結構ミスも目立つこの日のステージアクトだった(もちろん練習不足も要因・・・)。

 

 でも僕はめちゃくちゃ嬉しかったのだ・・・

もちろん、舞台花を贈ってくれた優しき心遣い・・・

そして何より数知れずの様々なライブを普段見ている彼らが、

『高円寺ALONE』の独特な雰囲気に共感してくれたこと! 

その後の打ち上げでも音楽や仕事など、つきない話題で盛り上がり、

店も転々とし、気がついてみると朝の5時・・・

最後はヘロヘロだったけど、一緒に高円寺で飲めた事も本当に嬉しかった!

振り返れば、楽しさ満載の心地よい一夜だった・・・

そして打ち上げではあまり話せなかった、ALONEの特攻隊長! imuさんにもホントに感謝!

 

 ただ今後のステージアクトは、もっともっと精進せねばとリアルに思った、

秋がより深まりつつある今日この頃・・・

 

 

拝 マーボ

                   2009年10月13日 1時30分  自室にて