久々のヨーロッパへ... Part 1
9月の始めに8日間かけて、久々にヨーロッパへ行ってきた。
今回訪れた国は、スペイン、フランス、ベルギー、トルコと4カ国。
トルコは初めて訪れる国だったので、非常に楽しみだったのだ!
利用した航空会社はトルコ航空。
イスタンブール経由でまずマドリッドに入り、そこから城塞都市トレドへ・・・
再びマドリッドに戻り、夜行列車でパリへ、そしてパリからブリュッセル・・・
ブリュッセルから再びパリに戻り、飛行機でイスタンブールにオーバーストップというなんかハチャメチャなスケジュールの旅だった。
しかも、今回はハプニングだらけの今までの旅にはない貴重な!?体験も出来た。
マドリッドへは何度も行っているので、メトロとかは慣れたもので、
街の中心「プエルタ・デル・ソル」をポイントに「マヨール広場」や「王宮」など観光ポイントをゆっくり回ることが出来た。
久々に訪れたトレドは、2日間かけて存分に観光したのだが、気温39度という中、
ずっと歩き回っていたので軽い熱中症にかかり、しばらく頭痛が取れなかった・・・
でも、様々なバル(スペインのバー)へも入り、ハモンやトルティーヤ、パエリヤなどスペイン料理も存分に堪能することが出来た。
ひとつスペイン滞在で残念だったのが、マドリッドの友達に会えなかったこと・・・
そして、マドリッドから夜行列車でパリへ・・・
ここでハプニングの序章が始まったのだ・・・
列車は定刻通り、19時にマドリッドのチャマルティン駅を出発し、順調に走っていた。
熱中症の後遺症というかスペインに入って3日目になるのに、なかなか時差ぼけと軽い頭痛が治らず、
列車が走り出して1時間位したところで眠ってしまった。
そして、眼を覚ましたのは、ある女性に声をかけられた時・・・
時間は夜中の1時過ぎ。
彼女は「電車がこの先行けないみたいだから、バスに乗るみたいよ」と英語で説明してくれた。
どうやらスペインとフランスの国境付近、ピネレー山脈あたりの豪雨が激しさを増しているようで、
列車が先に進めないようなのだ・・・
そして、振り替え輸送の為に用意された大型バスに乗り込み、およそ12時間かけ、5時間遅れでようやくパリに着いた・・・
パリ市街に近づくにあたり、エッフェル塔が見えた時は、ちょっと感動したなぁ〜!
本当は朝8時30分にパリへ到着し、ちょっとパリ市内を観光し、午後に列車で
ブリュッセルに向かう予定だったのだが、列車が5時間も遅れてしまったので、パリをほとんど観光出来なかったのが残念・・・
そして、パリ・オステルリッツ駅からブリュッセル行きの列車が運行されている北駅へ
タクシーで向かったのだが、ここでもハプニング・・・
タクシーの運転手さんの話から、パリ国鉄が2時間前にストを起こしたというのだ・・・
おかげで、タクシーでの移動も渋滞に巻き込まれ、列車が走っているかどうかという不安を抱きつつ、30分ほどかけて北駅に到着した。
北駅ではちょっとした混乱もようだったけど、ブリュッセル行きの列車は運行している模様・・・
取り急ぎ、駅の窓口へ予約していたチケットを持ち、マドリッドからパリへの列車に問題のため、
乗り遅れたと説明したら、次の列車を手配してくれて、30分待ちで列車に乗ることが出来た。
北駅では、バーでビールとフランスパンのサンドウィッチを堪能!
本当にフランスで食べるフランスパンのサンドウィッチは美味なのだ!
列車はTGVの1等車で快適そのもの!
軽食のサービスから、無料Wi-Fi、無料コンセントなど至れり尽くせり!
でもそれより、車窓の素晴らしさはなんとも言えない感動に心を奪われた!
ブリュッセルは僕がヨーロッパで一番好きな街で、グランプラスの景観、迫力、美しさ、
全てにおいてダイナミックで、まさに「ザ・ヨーロッパ!」と言える・・・
グラン・プラスを中心に街の観光名所を巡り、夕飯はブリュッセル名物の海鮮メニューを存分に堪能した!
ムール貝を蒸したのだの、エビだのアサリだの全てが美味だった・・・
次の日の早朝には再びパリへ戻り、シャルル・ド・ゴール空港からイスタンブールへ向かわねばならないので、
22時くらいにホテルに戻り、ほろ酔いながら満足にベッドへ潜り込んだ・・・
そう、この時はイスタンブールで、思いもよらぬ大事件が起こるなんてつゆ知らず・・・
Part2に続く・・・
拝 マーボ
2010年9月20日 0時10分 自室にて