Pray for Japan

 

 2011年3月11日 14時46分頃、マグニチュード9.0という驚異的な地震が

東北地方から関東地方にかけて襲いかかった・・・

自分自身も東京の高層階のビルで大きな揺れを感じ、リアルに死を意識した強烈な体験だった・・・

地震直後のテレビから流れる映像では、燃えさかる東北の街の様子と見たこともない巨大津波・・・

家や車があっという間に濁流にのみ込まれ、こんなに恐ろしい光景がまさか日本で見ることになるとは思ってもいなかった。

この大地震と巨大津波で東北地方から関東地方にかけての沿岸部はほぼ壊滅。

そして東京も大変な状況に・・・

電車が全て止まってしまい、帰宅困難者という聞き慣れない言葉があちこちで飛び交い、

自宅へ帰れない人や、歩いて自宅へ帰る人たちなど、東京各所に多くの人々が溢れかえってしまった・・・

さらに、亡くなる方もいて、湾岸地区でも液状化現象が激しく起こるなど、これまでにない混乱に陥った。

東北地方をはじめ、福島県や茨城県などでは数多くの方が亡くなり、いまだに行方の分からない方もたくさんいて、

被災者の方は長期に渡る避難所生活を余儀なくされているという悲しい現実・・・

 

 大地震から時すでに3週間が経ち、巨大津波の影響を受けた福島の原子力発電所の放射能汚染という問題や

電力不足という問題、被災者の方々の長期避難所生活など、多くの問題を抱えてはいる。

でも全国各地で著名人や善意の人々による募金活動や、スポーツ各界での復興支援活動など、

日本が一つになって復興へ向けての兆しを見せ始めている。

 

 何よりも今回の震災で日本人として嬉しかったのは、震災の被害を知った国内外の人達が、

日本を勇気づけようとあるインターネットサイトに贈った多くの励ましメッセージ。

それが「Pray for Japan」・・・

さらに、海外の友人から多くのメッセージが送られてきて、身の安否を気遣うコメントや、

「何か出来ることはないか?」「被災してたらこっちに来い!」など心温まるメッセージに僕は涙した・・・

またあるTwitterのつぶやきに感動したものあった・・・

「第二次世界大戦の時は世界中が日本の敵だったけど、今は世界中が日本の味方になってくれている」

「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が全力で日本を援助する。」

他にも心温まる多くのメッセージで、数多くの人はきっと目頭を熱くしたに違いない・・・

そして何よりも嬉しかったのが、日本人のマナーと規律を守る賞賛の声が世界各国で報道されていたこと・・・

 

 必ずこれからの日本は、平和を願い、普段通りのマナーと規律を守り、優しさで溢れる国になるに違いない!

そして、世界各国からの励ましや援助に感謝し、それに応えられる国になっていくのだろう・・・

それらを築き上げるのは、この震災を知った僕らの世代だと思っている・・・

ありがとう世界!頑張るよ日本!

 

拝 マーボ

                   2011年4月3日 20時58分  東京・新宿にて