ALWAYS 三丁目の夕日

 

先週の大雪の土曜日、僕はなぜか映画を観に行った。

それもほとんど行くことがない府中という街にあるTOHOシネマズ。

 

最近の映画館はアメリカやヨーロッパの影響なのか、

やたら設備が良く、くつろげる映画館がたくさん出来ている。

府中のTOHOシネマズもゆったりとした座席と余裕のある空間、

商品豊富な映画グッズショップ、多彩なメニューの売店など・・・。

それに加えてとても親切な案内係の人達。

そんな文句なしの映画館で観た映画・・・ALWAYS 三丁目の夕日

公開当初から観たかった映画だったけど、それほど期待はしてなかった。

昭和の古き良き時代をCGとちょっとした演出で、「懐かしいな〜」程度を見せる

ありきたりの映画かなと思っていた。

それが上映中、僕は涙が止まらなくて困るほど・・・

ストーリーも場面の描き方も最高だった。

役者の人達の演技も素晴らしかったし、さらに今のCG技術にはとても驚いた!

内容はここでは話せないけど、あれほどまで精密に描かれた街並みを再現できる

最先端のCGには心底驚いた!

 

そしてストーリーも、人と人が親身になって助け合っていた戦後の東京を

リアルに描き、家族のありがたみ、子供へのいたわり、恋人の大切さ、

他人が他人でない時代のぬくもりなどなど・・・話したらきりがないけど、

人が人として生きていく大事なモノを改めて認識させてくれた映画でした。

 

今の時代、本当に便利な世の中になったけど、変わるのは環境だけで

僕自身の心は変わらないよう、常に生きて行きたいと思う今日この頃・・・

大雪の日のタイムスリップ、とても貴重な体験でした。

 

拝 マーボ

           2006年1月27日 2時55分 自室にて