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ファイル一括変換

ファイルから「緯度 経度」 または「X Y」を読み込み,変換結果を画面に表示します。

以下,ファイル一括変換の例や解説を示します。


ファイル一括変換画面

  1. データの形式に応じて処理を選択します。
  2. X・Y(平面直角座標)が関係する2,3番目の処理を選択した場合は,座標系を選択します。
  3. 「開く...」ボタンで,変換前の座標値が入ったファイル名を選択します。
  4. パラメータファイルと地殻変動による補正パラメータファイルとジオイド2kmメッシュファイルとがダウンロードされていない場合には、国土地理院計算サイトのAPIへのアクセス制限がある為に起動しません。
  5. 処理に要する時間は,主に標高データの取得に要する時間に大きく依存します。
  6. 日本語環境以外でこのプログラムを実行した場合に、漢字の点名が正しく表示されない場合があります。その場合には、読み込みファイルをユニコード(UTF-16)形式にエンコードしてから読み直して下さい。

解説

ペーストボードへ出力するには

画面下部のビューは編集不可能です。編集する場合には必要な部分を選択して、コピーし他のアプリケーションへペーストしてください。


プリンタへ出力するには

「プリント...」ボタンをクリックして下さい。
MacOSX標準の機能を使用するので、詳しい説明は省略します。


ファイルへ出力するには

「プリント...」ボタンをクリックして「出力オプション」から「ファイルとして保存」チェックボックスをチェックして下さい。
MacOSX標準の機能を使用するので、詳しい説明は省略します。


一括変換処理時間を短くする方法

  1. 性能が高いパソコンを利用する。
    CPUの性能が高いパソコンを使用すれば処理時間は確実に短くなります。
  2. 変換したいデータの範囲だけを含む変換パラメータファイルを利用する。
    “TKY2JGD.par”は日本全国をカバーする変換パラメータファイルです。たとえば,近畿地方だけの座標値を変換したい場合は,“近畿.par”を利用すると処理時間が10分の1程度になります。
  3. メモリの容量を増やす。
    変換中にハードディスクに連続的にアクセスにいくようなら,メモリの容量を増やす必要があります。
  4. 転送速度やディスクの回転速度が速いハードディスク(HD)を利用する。
    大量のデータを変換する場合は,特にHDとの読み書きが数多く行われるため,速いHDが有利です。

このページの内容は、国土交通省国土地理院の承認を得て、同院の技術資料H・1-No.2「測地成果2000のための座標変換ソフトウエアTKY2JGD」を使用し、佐藤昭が一部変更した内容です。(承認番号 国地企調発第438号 平成14年9月18日)