Finderからアプリケーションアイコンをダブルクリックして起動させる。
ターミナルアプリケーションからUNIXコマンドを使って、
% <インストールしたディレクトリ>/PostalDic.app/Contents/MacOS/PostalDic
として起動させる。
「システム環境設定」「ログイン項目」にPostalDic.appを追加して、ログイン時に起動するように設定する。
などの方法があります。頻繁に利用するならばログイン時に起動する方法をお勧めします。
メインメニューの「辞書」「内容の表示」を選択し、「編集」「検索」「検索パネル」を選択して、検索すれば一応の役割を果たせる。
UNIXコマンドラインから、
% <インストールしたディレクトリ>/PostalDic.app/Contents/MacOS/PostalDic 郵便番号辞書ファイルを格納したフォルダ名 都道府県のJISX0401コード 都道府県のJISX0401コード [都道府県のJISX0401コード ...] &
とする。
/Library/StartupItems/PostalDic/PostalDicに
#!/bin/sh
. /etc/rc.common
<インストールしたディレクトリ>/PostalDic.app/Contents/MacOS/PostalDic 郵便番号辞書ファイルを格納したフォルダ名(RFC2396準拠文字列でなければならない) 都道府県のJISX0401コード 都道府県のJISX0401コード [都道府県のJISX0401コード…] &
と記述する。PostalDicコマンドに与える引数は2個以上でなければならない。全国版のときはke, 事業所版のときはji, 都道府県別に指定するときは01~47の数値である。1個のみ指定するときは2つめの引数としてそれら以外の文字列を与える。ファイルの所有者はrootとし、実行属性を与えておく。
/Library/StartupItems/PostalDic/StartupParameters.plistに
{
Description = "PostalDic server";
Provides = ("PostalDic");
Requires = ("Disks", "DirectoryServices", "Core Graphics", "Core Services");
OrderPreference = "None";
}
と記述する。
これにより、OSブート時にPostalDicが自動的に起動するようになる。 ログイン時にセキュリティーに関する警告が表示されたら、「修正」ボタンをクリックして修正させる。
終了は
% kill プロセス番号
である。
頻繁に再起動を繰り返すサーバーマシンで頻繁に利用するならば2.の方法が便利になるが、説明文の意味が分からない方にはお薦めしません。
GUI無しで起動した場合には、クライアントプログラムからしか辞書の内容にアクセスできません。
GUIで設定した「郵便番号辞書ファイルを格納したフォルダ名」「起動時に稼働させる都道府県」は無視されますので、コマンドラインの引数で与えてください。
全国と事業所については都道府県のJISX0401コードに規定されていませんのでそれぞれke,jiを指定してください。