このページでは私自信の思い 考えを綴っていければいいなとおもいます。


      『臓器移植』

       政治家のスキャンダル 合戦のさなか

元外務大臣 河野洋平氏 が息子である 河野太郎氏より 生体間 肝臓移植が

おこなわれました。

「親父 自分の肝臓をやるのだから黙っていろ!・・云々」  親子の愛であると感じる

息子の身体にメスを入れ 臓器を もらうという親の辛さ苦しみ

自らの 身体に メスを入れ 父親に 臓器を 提供する決断

両方の思いは 想像を超えたところに あると感じます。

暗いニュースしか報じられなかった最近 美談として 世に報じらられました

確かに美談であると感じます。

しかしその反面 自身の最愛の者に 自らの身体を裂いてでも 生きてほしかったと

思い望んでも 様々な理由から 叶わなかった 方々に辛い思いに追い込んで

いないのだろうか と私は 感じてしまいました。

もし私が 臓器移植が必要になったとき 高齢の両親は 嫁いでいった

姉妹は 何を思うのか 生体間移植が 美談で 一般的になったとき

両親が 姉妹が 後悔し 自らを責めることは 耐えられないと 私は 感じます。

河野洋平氏 順調に回復と聞きます 政治の現場に復帰され

移植医療に 力を注いでいただければ 幸いです。

『臓器移植2・私の好きなお友達(ぷりんまま)へ』

今 思えば 私の好きだったお友達は 雑談の最中に ふっと出た 移植の話に

少しうつむき加減に 複雑で 何か困ったような 表情をされたことを 思い出す。

間質性肺炎 肺線維症  在宅酸素 肺移植 自分の病気と向きあい

命のことを考えつづけ 張り詰めた気持ちで

自分が誰よりも 苦しいのに 小さい子の病状を心配し 励まし

明るく 楽しく たくさんの人を 愛し また愛された 様に今も思います。

移植を待つ登録をされていたのかどうかは 私は知りません。


例年よりも はやく咲いた 桜のもと ご自身の意思として 同じ病気

と戦う私たちの ために臓器を提供してくださいました。

とっても 素敵でやさしくて 強い人でした 感謝。

02. 4. 28






          医療過誤って?

近頃毎日のように 新聞紙上に”医療過誤”ていう文字が載っていますが

病院はどうなっているの? 大丈夫っ?て不安になりますが実情がどうなっているのか 

ちっと教えてもらいましたので少々まとめてみました。

しかし 私の理解力のレベルですので難しいことはよく解りません。

       

 医療過誤: 医療関係者が患者に対して診療行為をほどこす際注意義務を 怠りその結果 

       患者の生命 身体を侵害した場合をいう

        

実際のところ医療過誤は増加の傾向にはあるがここ最近急激に増えたのではないらしい。

医学(研究の場 学問上)の発展と医療(現場)のギャップによるミス また 看護婦の過労が

原因による単純ミス 等々 医療過誤の要因は様々で 過去においても 今と同じに存在した。

では過去はどう処理されていたかというと 病院との示談 またあるいは 各地域の

医師会紛争処理委員会により表に出ること無く処理されてきた。

それが今なぜ表に出てきたのか? 

一つの要因は患者の権利意識の高揚 またマスコミによる医療に関する

一般的な知識の普及 医療制度への批判などが  その背景となっているものと思われている。

 

今後 今の状況がどのような道を辿るかについては  2つの道が考えている 

まず一つは 医療機関に於いての 患者のたらい回し 医師の自己防衛的医療 

萎縮的医療などの事なかれ主義的な方向

そしてもう一つは 医療制度の問題点を吐き出し修復し清浄化に進むという方向が

考えられている 。

 私は今から医師にはなることはないが 医師は私と同じ患者になる可能性は 何十倍も

あるはずです。

すべての人の為にも良い方向に進むことを望みます。

                                           00.11.13


        インフォームド・コンセント

9月の終わりから毎週土曜日 いそいそと女子大生とのコンパを夢見つつ 大学に通っている今日この頃

聴講生てやつ『医療倫理と法』ていう講座でのお話

自分自信 インフォームドコンセントって 漠然とは知っているつもりですが いざあらためて説明と

なると「ハッ!ハッ!ハぁ?」と うやむやにしてしまうしかないような .....という訳で教えてもらった

ものを早速 偉そうに少しまとめてみました。

インフォームド・コンセントとは 第2次世界大戦時下におこなわれた 残虐な人体実験を ニュンベルグ

裁判で断罪されたときに『人を対象とする実験医療を行うには被験者の同意が絶対に不可欠であることが、

強く示させたことをもって始まりとする。

1991年 国連総会において示された定義は 「インフォームド・コンセントとは、威嚇または不適当

な誘導なしに 患者が理解できる方法および言語により 理解できる以下の情報を患者に適切に説明した後

に 自由におこなわれる同意をいう ^診断の評価 _提案された治療の目的 方法 予想される期間

および期待される利益 `より押し付けてきでないものを含む他の治療方法 a提案された治療で予測

される苦痛または不快 危険および副作用

1992年 日弁連は「患者の権利の確立に関する宣言」において 「インフォームド・コンセントとは

 患者が自己の病状 医療行為の目的 方法 危険性 代替的治療法につき 正しい説明を受け理解した

上で自主的に選択、同意 拒否できる原則である」と定義づけている。


インフォームド・コンセントはこれからの医療の原則を踏まえ行われなくてはならず、その手続きを経

ない医療は それだけで 医療過誤としての法的責任を問われるという認識が次第に定着しつつある。

しかし インフォームド・コンセントの問題点として 患者の権利の主張と医療従事者の責任の回避

という対立 患者の「知る権利」が重要視される一方「知りたくない権利」もあることへの認識 

などが存在する。

患者は自己決定権を得たことにはなるが自己責任も同時に背負ったことでもあると思う でも権利を

盾に医療側と対立することは賢明ではないと思う 単純な私には患者の目的も医療の目的も立場の

違いはあるけれども同じなのだから うまくやっていけるのではないかと思う。

                                    00.10.13


私は web上で様々な方との出合いのなかで 病気の事また仕事のこと等々いろいろな不安を癒され

元気をいただきました。 いままでいただいた元気を少しでもお返しすることが 出来ればと思い 

このサイトを開設することにしました。

根っからのアナログ人間なため PCについてもいまだによく解りません あちらこちらに不備

な点があると思いますが 一読してやってくだされば 幸いです。               

                                      00.9

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