石鹸の作り方

通常私が作っているやり方を書き出します。

使用するもの

・秤(大) 1

・秤(小) 1

・温度計 2

・プラスチック製ビーカー(取っ手つき)

・ガラス製ボール

・ステンレス製攪拌機

・プラスチック製タッパ

・保温器(家電の緩衝材を流用)

・台所用小物仕切り(小さなテーブルみたいになっているやつ)

・鍋

・菜っ葉切り包丁

・手袋

・マスク(ズボラなので慣れてきたら使っていません)

・肌の露出しない服装

@まず鍋に水を張ってお湯を沸かします。ココナッツ油を使うことが多いので冬期はこの作業が欠かせません。

Aお湯が沸いたらココナッツ油をプラスチック容器のまま湯煎します。この時、底を鍋の底につけると容器の底が変形します。もしかしたら溶けるかもしれませんので真似なさる方は気をつけてください。

Bココナッツ油が溶けたら、秤(大)の上にボールを乗せて目盛りを0に調整し油の分量を量ります。

C油の入ったボールを先程使った鍋の上に乗せて湯煎します。この時、温度計をボールの中にぶち込んでおきます。

D秤(小)の上にビーカーを乗せ使用する分の精製水を注ぎます。

E目盛りを一番近いきりのよい数字まで調整し、手袋をしてから使用する分量の苛性ソーダを加え苛性ソーダ水溶液を作ります。

F秤(小)からビーカーをおろしてから温度計で精製水を攪拌します。適温になるまで温度計は入れたままにしています。この時反応熱がでます。熱湯と同じくらいになります。湯気が咳き込むほどくさいのでマスクを着用しましょう。

G油と苛性ソーダ水溶液が同じ温度になったら(たいてい42〜45度の間に設定)、右手に攪拌機、左手にビーカーを持ち、油の中に苛性ソーダ水溶液を少しづつ注ぎながらかき混ぜます。

H二十分間は休まずかき回し続けます。その後は15〜30分に一回かき混ぜてあげます。

J鹸化が進むと石鹸タネが白濁しモッタリしてきます。攪拌機を持ち上げて垂れた石鹸タネで絵が描ける(このことをトレースが出ると言うらしい)ようになったら、レシピによって蜜類、精油等を加えます。

K石鹸タネを型へ流し込みます。ボールの壁や攪拌機に残った石鹸タネは一晩放置します。放置後は固まって石鹸になっているのでスポンジで洗い流しています。

Lタッパの蓋をして保温器で24時間保温します。

M石鹸の固まり具合によっては36〜48時間置くこともあります。

N型から取り出し、包丁で切り分けます。

O切り出した石鹸がくっつかないように台所用小物仕切りに並べます。

P4週間放置します。

以上

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