キャスティール石鹸その2
レシピ
オリーブオイル(ピュア) 500g
苛性ソーダ 60g
精製水 175g
この石鹸は石鹸を作っている人のwebを検索してみつけた「タオさん」のレシピをそのまんまで作りました。一回目の石鹸が上手くできたのに気をよくして「よぉ〜し少し違ったレシピの同じ石鹸を作ってみよう!」とwebとにらめっこで奮闘した石鹸です。
とても暑い日でしたのでクーラーの効いた部屋で作りました。攪拌している時、なにやらステンレスボールの縁が冷たくなっていることに気がつきました。こ、これではタネが冷えてしまう!急いでお湯を沸かし湯煎をしながら攪拌を続けました。湯煎をしたら早くトレースがでると思っていたのに何だかタネが段々緩くなっていくような感覚が腕に伝わってきました。なんで?攪拌も昨日よりも長い時間続けているのに昨日のようなトレースに近づかない。焦る気持ちの隣りに「かったるーい。もう眠いよぉ〜」という切なる気持ちが同居していまいした。
結局寝ることにしました。タオさんのwebにもそんな時はとりあえず型に流して保温して様子を見ると書かれてあったので、型に流し発砲スチロールの箱にぶち込みました。次の朝、どうかな、固まっているかな?と覗いてみると、「ゲーーーーっ」まだ緩い。タプタプしている。なんか白くない。油に戻ったような色になっている。失敗した!絶望が私を襲います。でも、その朝は出かけなければ行けなかったので、そのまま戻して蓋を閉めました。
夜、帰ってきて恐る恐る覗いてみました。あっ、固まってるじゃん!幸いにも石鹸タネはなんとか固まってくれていました。わーい、と型から取り出しカッティングしました。でもなんだか包丁の入りが変です。真ん中がねっちょりするような....なんとまだ真ん中が固まっていなかったのです。色も半透明です。ま、放っておけば固まるだろうとカットを続けました(いつもよりは大き目に)。二週間後くらいになんとか固まっていました。
その後、タオさんのwebをよく読んでい時になにやらこれはジェルステージを通ったのかもと思えるようになりました。はっきりそうだとは断定できないのですが。もしこれがジェルステージを通った石鹸ということになるとかなり使い心地のマイルドなものになっているようです。ドキドキ。。。。。
熟成して。市販のオリーブ石鹸よりはかなり匂いが少なくいいかんじです。ただ水崩れがひどくダラダラしてしまいました。
さて、このタオさんですが、とても詳しく解りやすいwebを作成されていて、「私の石鹸作りの心の支え」と一方的に熱を上げています。鹸化率や油脂の特性などたくさん掲載されています。