不妊豆知識

私って不妊かな?そう思い始めてから、初めて病院を受診したときに行なわれる事の多い
治療などをまとめています。最初のステップでもあると思います。




黄体ホルモンと黄体機能不全

黄体ホルモンというのは、
受精した卵子宮の中にくっつきやすいように、子宮内の環境を整える為のものです。妊娠していない場合は、分泌は止まりますが妊娠した場合は分泌を続けます。
黄体ホルモンは体温を高くする作用もあり、基礎体温表を見ると黄体ホルモンのことがいろいろ良く分かります。女性の体にとって、とても大切なものだと言えます。

私の場合、黄体機能不全といって、このホルモンが上手に分泌されていない状況。子宮内の環境が良くないと赤ちゃんが嫌がるのだそうで(妊娠前も妊娠後も)、ホルモン補充の治療を受けました。
ちなみに個人差はありますが基礎体温の高温相が10日未満だと、黄体機能不全の疑いがある・・・と判断されるようです。私は高温期が9日とか・・・一週間というときもあったかな。病院ではその辺りの判断や、必要な検査などもしてくれます。

【黄体ホルモン】
デュファストン・ルトラールなどがあり、黄体期の体温上昇が明らかでない場合や、黄体期間が10日以下で黄体機能不全が疑われる場合などに効果を発揮します。

私が服用した薬・・・・デュファストン
黄体ホルモンの分泌を促すお薬です。
自然の黄体ホルモンにとても近いんだそう(^.^)内服薬と、注射薬がありますが、私の場合は内服のデュファストンでした。子宮内膜を厚くして受精卵を子宮の中にくっつきやすくします。知人が、ホルモンバランスが崩れて生理が不規則で遅れがちだった時もこの薬を処方されたそう。(妊娠してない場合ですが・・・服用を止めた後、数日で生理が起こるから)

漢方薬による黄体機能不全の治療

私が処方していただいたのは、
当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん と読みます)。黄体機能不全に効果があるということでした。
身体を温め、血行を改善して、ホルモン系や自律神経系の働きを活発にするのだそうです。この漢方薬を飲む事で実際に、すぐ懐妊する方もいらっしゃるそうです。

同じ黄体機能不全でも、体質によりこの薬が合わない方もいるみたいです。必要な診察をきちんと受けて、お医者様の判断によりお薬が決まります。合わない方には他のお薬を処方してくださるそうです。

体質により処方される漢方薬は異なりますが、当帰勺薬散の他は加味逍遥散(カミショウヨウサン)・桂枝茯苓丸(ケイシプクリュウガン)等が処方されることが多いようです。

タイミング法

排卵期の卵の大きさや血中のホルモンの数値を測り、病院で排卵のタイミングを教えていただきます。(赤ちゃんが授かりやすい時期に、ご主人様と仲良くするように指導されるわけです。少し恥ずかしいですが、頑張れます。だって赤ちゃんの為ですものね・・・お医者様との信頼関係が必要だと思います。)

自分でもある程度、排卵の時期を推測するのは可能なので、病院にはかからずに実践なさってる方も多いようです。(基礎体温表をつける・排卵日検査薬などを使用する・頚管粘液の粘り気を調べる・・・などです)

排卵誘発剤(私の場合はクロミッド)と副作用

よく、三つ子や五つ子が産まれる・・・と思ってらっしゃる方も多いようですが、クロミッドのみ服用の場合、実際にその確立はとてもとても低く、双子になる確立がほんの少し上がるだけだそうです。

要は
卵の排卵を助ける為に使います。もう一つは、高温相のキープの為。
私の場合は、生理の周期は普通ですが排卵の時期が遅めで、そのために排卵以降の高温期が短いというのが問題でした。この薬を使うと排卵の時期がしっかり固定されてくるので、卵のためというよりも
排卵をベストな時期に起こし短い高温相の期間を長くする・・・というのが目的でした。

副作用により、卵巣が刺激されて腫れてしまうことがあります。(OHSSといって、まさしく私はこの症状が出ました。クロミッド1錠服用の場合は副作用は起こらない・・・という説もあるそうですが、実際に副作用が出てしまった例もあります・・・私のように。卵巣がかなり大きく腫れて、痛かった!お医者様に相談すると適切な処置をしてくれます・・・投与法の工夫や超音波検査を併用することで、その副作用の予防・軽減も可能)

【クロミッド】
卵胞刺激ホルモンの分泌を増やし卵胞成熟に効果を発揮します。ただし、若干ですが頸管粘液の分泌を抑制すると言われています。

【セキソビット】
クロミッドに比較すると排卵効果は劣ります。
(クロミッドよりは頸官粘液の分泌を抑制を抑制しない)


hCG療法

筋肉注射です。卵を排卵させたり、受精卵を子宮の中にくっつきやすくする作用もあります。排卵誘発剤と同じく、卵巣が腫れてしまう副作用が起こる場合があります。

HMG(ヒト更年期婦人尿性性腺刺激ホルモン)製剤】
ヒュメゴン・パーゴナル・パーゴグリーンなどがあり、それぞれで黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンの含有量(含有比)がことなっています。

【純粋卵胞刺激ホルモン製剤】
フェルチノーム・フォリルモンなどがあり、ほとんど黄体化ホルモンを含まない純粋な卵胞刺激ホルモンです。
特に多嚢胞性卵巣症候群などの方に有効とされています。

hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)製剤】
上記の排卵誘発剤にて排卵誘発された卵胞を排卵させる働きを持っています。
(管理人は、この筋肉注射を受けていました)


子宮卵管造影検査

子宮の中に造影剤を注入してレントゲン写真をとります。(子宮にお注射で薬を入れるのだ・・・個人差はありますが、痛い人は痛い。私は痛かった!)子宮の中の形や、卵管が通っているかどうかがわかります。

ちなみにこの検査で、
詰まり気味だった卵管が通る事もあり、タナボタ効果が望める事もあるらしいです。

※経験談・・・・・
痛みを感じる方も多いため、病院側でも痛みを取り除く処置などをしてくださるところが増えているそうです。
緊張していると痛みが増すため、看護師さんがリラックスできるようにといろいろと話しかけてくださいましたが、正直、あまりの痛さに途中で「止めてください・・・!」とお願いしてしまった程でした。

もう限界に達したときには、既に検査は終わっていたのですが、その後、痛みは1日ほど続きました。

ちなみに、検査中は「卵管が詰まっている可能性がある」と言われておりましたが、後に造影剤がゆっくりながらも拡散しているので、卵管の通りに問題は無い、と診断変更。

↑よくあるケースみたいです。

番外編・・・・・・・・マカ

お薬ではないのですが、不妊症や流産の予防に効果があるという事で服用していました。冷え性にもいいという事ですが、確かに服用してから手足がポカポカする感はありました。ただし、体質により合う方、合わない方がいらっしゃるそうですので、お薬では無い分、お医者様の処方が無くても簡単に手に入ってしまうとはいえ、服用には充分注意が必要だそうです。

私の場合はたまたま合ったようで、服用後良い意味での効果が現れましたが、私は服用する事を一応担当医(産婦人科の)に相談していました。詳しくはコチラにまとめてあります。→試してましたマカ
子宮外妊娠や流産についての私のケースをまとめています。コチラからご覧になれます

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