![]() 容量が100ccのコップの中に、120ccのお水をなみなみと注ぐとします。 当然、お水の量が多いので、入りきらなかった20ccのお水はコップからこぼれてしまいます。そのこぼれたお水を、アトピーの症状だと考え下さい。 では、お水が外にこぼれないようにするにはどうすればいいでしょう。 コップを大きいものに変えてみましょうか。 コップの容量が200ccの場合はどうでしょう。 120ccのお水を注いでも、コップからお水はこぼれません。 アトピーの症状も同じで、器・・・・コップの容量(体)が大きくなれば、お水(アトピーの症状)は外にこぼれません。 現在、強いアトピーの症状が出ているお子さんたちも、成長して体が大きくなることによってアトピーの症状が外に出ることが、個人差はあるにせよ、少しずつ少なくなってくると思います。 それまで、ゆっくりのんびり、気長にアトピーと付き合っていきましょう(^^) 2歳過ぎの現在、症状が軽減したとはいえ、完治したとは言えない状態です(薬を塗るサイクルが長くなったとは言ってもやはりステロイドはまだまだ必要)。がしかし、毎日のように体を血が出るまで引っ掻いて・・・というのは、もうありません。今はアトピー育児を受け止める余裕も出てきました。だから振り返ることができるんだろうなぁ。 マニュアルを見ながら自己改良していった、我が家のアトピー育児(中にはマニュアルから脱線した育児法もたくさんありますが^_^;)は、それなりに大変(夏はお風呂4回とか、毎日必ず厳重スキンケアとか)ですが、幸いにもちびのアトピーの症状は最初の頃よりも、思ったよりも早く格段に落ち着きつつあります。同時に毎日のスキンケア等もぐっと楽になりました。 自分で振り返ってみて、アトピー育児に関してはなかなかの点数(努力賞?)をもらえるのではないかなーと自負しています(^^) そんな訳で、こんな風に、アトピーがよくなったよ・・・という事をまとめてみました。 同じアトピーっ子ママさんの元気の素になったり、アトピっ子育児のヒントになってくれれば幸いに存じます。 補足ですが・・・・ ちびなりのアトピーは、2歳少し前まで、症状が強めに出ていたように思います。一番酷かったのは生後4ヶ月頃から、1歳半頃までの1年間でした。お医者様が「これは酷いよ。お母さん、これじゃお子さんかわいそうだよ」とおっしゃる位・・・・。はたまた、アトピーや小児科とまったく関係のない科を受診した際に、看護助手の方がちびの体を見て「何コレ?!お母さん、この子の体、どうしたの?」と叫んだ位・・・・。 しかし、幸いなことに、比較的症状の軽い方に分類されるようです。実際にちびよりも症状が強く、長期間出てしまう方も多くいらっしゃるというのが現実です。 アトピー性皮膚炎は「ほとんどが2才頃に症状が落ち着く」と言われてはおりますが、実際に私の親戚にも大人になってからも重い症状が続いている者がおりますので、こちらに書いてあるアトピー対策がお役に立てないケースも多いかもしれません。しかしながら、少しでもアトピーっ子ママさんの辛さを和らげたい・・・と心から願っております。 どうか少しでもお役に立てますように・・・・。 「あ、気持ち楽になった・・・」と思っていただけると、一番嬉しいです。アトピ子ちゃんの親御さんのお気持ちをちょっとだけでも軽くするお手伝いができれば本望だと思っております。 全国のアトピっ子パパさんにも読んで頂けたら嬉しいなーと思いつつ書いておりますので、どうぞよろしくお願い致します<(_ _)> |
|
|
■■ ちびなりのアトピー治療記 ■■ ●父:幼い頃より鼻炎持ち 高校生の頃に足に痒いジクジクした湿疹が出たことあり(完治するまで1年ほど) 乾燥肌という事もあり、もしかしてアトピ要因を持っていた?かも? 現在、40歳手前にしていきなり全身にかゆかゆの湿疹が。ただ今奮闘中。血液検査ではアレルギー反応無し。ストレス要因か?現在ステロイド塗布と抗アレルギー剤服用にて通院中。 ■ ■ ■ ■ ●母:幼い頃、小児喘息。空気のきれいな北海道へ引っ越したのを期に症状が出なくなる。高校生の頃より鼻炎とアレルギー性結膜炎の症状が出現。現在に至る。 (どちらも程度は中程度。時期的に薬・・・目薬などが必要) 病院勤務時代に、看護師さんの注射の練習台になる事を兼ね(?)、アレルギー検査を結構頻繁に受けた。血液検査ではダニ、ハウスダスト、スギ、ブタクサに反応。体調不良時にいわしを食べてじんましんが出たこと有り。皮膚の方は肌細胞診断の結果、敏感且つアレルギー肌だと判明。 ちなみに、従兄弟に強い卵アレルギーが二人。 |
|
| ●ちびなりの症状/病院の所見/母親(私)の対処策 | ||||||
| 年齢 (月齢) |
症状
|
病院から受けた 説明など |
病院の薬 | アトピー対策 | ||
|
|
生後2週間目位に頬に赤い湿疹 最初は一つ、二つだったが徐々に広がって行く感じ 痒みはなさそうだけど・・・ |
よくある乳児湿疹 新生児にありがちな新生児座そう |
アンダーム軟膏 | 清潔にすると治ると聞き、朝、昼、夜・・・となるべくぬるま湯で湿らせたガーゼで頬を拭くようにした ただし本当に撫でるだけ(肌がまけちゃうため) |
||
| 今だから言える事 乳児湿疹然り、今思うとあせももあったと思う。初めての育児に戸惑ってばかりで、子供に触れるのも恐々で、風邪をひかせたら死んでしまうのではないかと保温ばっかり気にしてた。・・・・暑い時期の子(8月生まれ)だから、と開き直って少し温い位の温度のぬるま湯で水浴び代わりの沐浴を、日に何度かさせるくらいの勇気が必要だったと思う。 |
||||||
|
|
湿疹は一向によくならず、どんどん酷くなるよう 一時はゴーヤ?のように顔中が湿疹だらけになる さすがに気になりかかりつけの小児科へ相談 肌が弱い?お風呂に入る時にガーゼで洗ってあげると、こすった部分が赤くなる (特に目はひどく、少しでも力加減を間違うとすぐに瞼が炎症を起こして目やにが出る) 耳の中が常に化膿している 少しにおいがある感じ |
乳児湿疹だと思うが症状が強めなのでステロイド処方 非ステをメインで使用して、酷い所のみステを使用するように指導 |
リンデロンVG軟膏 アンダーム軟膏 |
おかしいな・・・とは思いつつも同じケア ぬるま湯で湿らせたガーゼで頬を優しく拭く |
||
| 今だから言える事 炎症を起こして腫れた瞼、目やにだらけのお目目や、プチプチだらけの顔を見て「赤ちゃんの肌ってツルツルでピカピカじゃないんか・・・」となぜか泣けた。毎日、朝起きたら、湿疹が嘘のように無くなってるんじゃないかと祈りながらの日々。乳児湿疹は4ヶ月頃には治る、と聞き4ヶ月を心待ちに指折り数える毎日。 乳幼児にいきなりリンデロンは強すぎる・・・という意見も多数あり(皮膚科のお医者様のほとんどは、いきなり赤ちゃんにリンデロンは処方しないそうです) |
||||||
|
|
湿疹は相変わらず 頬と顎が酷い 脂漏性湿疹もひどく、頭にかさぶたが・・・・ |
脂漏性湿疹もよくある症状 放っておいても心配ない |
アンダーム軟膏 | なんとなく、ここの先生の言ってることが信用できない・・・・と思い始める。 自分でも何かできること・・・・と、乳児湿疹によいというスキンケア用品を購入 (市販のワセリン→肌に合わず悪化) |
||
| 今だから言える事 お母さんの直感は結構当たると思う。これはアトピーに限っての事ではありませんが病院の先生が、納得のいく説明をしてくれない場合は病院を変える勇気も必要だと思う。診察内容・投薬内容が云々・・・・という前に、先生・もしくは看護師さん(忙しい先生の代わりに、先生の治療方針を説明をしてくれるとか)がどこまで症状について説明してくれるかが問題だと思う・・・・・ |
||||||
|
|
痒みがあるらしく、とうとうあちこち引っ掻き始めた 顔のあちこちが引っ掻き傷だらけになる 頭も痒いらしく髪の毛を引っ張って抜いてしまうように 頭のかさぶたは、大きいところで1円玉硬貨並み 湿疹は変わらず酷い 髪の生え際、耳の後ろ・前の部分の湿疹が悪化 脂漏性湿疹のかさぶたがどんどん大きくなる 体(お腹)や腕にも赤い湿疹がポツン、と出始めた→ちょうど皮膚科を受診した直後辺りからあっという間に全身に広がり始める。 (お腹、背中、肩から上腕、膝の裏から腿の裏全体、足首周り、首周り、手首・膝の周り・・・・などなど) |
評判のよいアレルギー・兼皮膚科を受診 脂漏性湿疹の症状の強い子は、10分の1の確立でアトピーに移行すると言われているが今から心配しても仕方ないので保湿と薬剤塗布をしっかりするよう指示される おそらく、生後すぐに出たものは新生児にきび(母体のホルモンの影響)。その後すぐに、乳児湿疹が出始めたのではないか?との事。 乳児湿疹かアトピーかは不明だが(今の段階で血液検査をしても、月を追うごとに検査結果が変わる可能性が高いので無駄)、痒みが強いようなのでステロイドを使用するように言われる。 脂漏性湿疹のかさぶたは、オリーブオイルでふやかして、すこしづつ取っていくように言われる。 保湿に気をつけるよう指示。 |
ヒルドイドソフト (保湿剤) コルテス軟膏 (ステロイド・顔) リドメックスローション (ステ・頭皮) ボアラ軟膏 (ステ・体) |
漠然とアトピーではないか?という不安にかられ始める ●顔のケア・・・・薬をつける前に保湿するとよいと聞き、洗顔後・お風呂に入った後にキュレルを使用 その後薬(ヒルドイドソフトで保湿。赤いところにはコルテス)をつけ、仕上げにディクトンベビー これで見違えるほどに顔はきれいに。(顔だけはツルツルの状態がずっと続いていたので、市や企業の育児相談専門の保健師さんにケアの方法を聞かれたりした・・・乳児湿疹やアトピーで悩むお子さんをお持ちのご両親に伝授(?)してくださったそうな) ●頭皮のケア・・・・お風呂に入る前にオリーブオイルで優しくマッサージ。その後お風呂で優しく洗い流す(絶対に無理にかさぶたをはがしてはダメ・・・頭皮が傷つく)。 時間はかかったが(数ヶ月)きれいにはなる。しかし、痒さは変わらないらしく、自分で頭皮を引っ掻くため、かさぶたが髪の毛と一緒にはがれ、傷だらけに。髪の毛はどんどん薄くなる・・・・ かさぶたが取れ始め、改めて頭皮全体が赤く化膿していることに気付く。ちびはきっとアトピーだと確信に近い気持ちになる。 |
||
| 今だから言える事 漠然と「これはまずいんじゃないか・・・とんでもないんじゃないか・・・」と思い始める。アトピーではない場合は生後半年以内に治ることがほとんどらしい。(アレルギーとはまったく関係のない乳児湿疹の場合でも、アトピーの症状と同じように酷い痒みを伴うケースもあるとの事) 半年間・・・・あと半年間頑張れば・・・・と祈るような気持ちで毎日を過ごす。でもまるで火傷をしたような皮膚の状態のちびなりを見ると、気持ちはくじけるばかり。頭の中では「かーちゃん(私)が治さないで、誰がちびを治してくれるんだ」と皮膚疾患と戦う気は満々なはずなんだけど、乳児湿疹なの?アトピーなの?と毎日考えてばかりで戦意喪失な日々。 |
||||||
| 4ヶ月 | 3ヶ月半ばより、痒みの症状が顕著に。見ている方が辛いくらい、泣きながらバリバリ掻くように。 夜中も、痒くて眠れないらしく一日中不機嫌でぐずるように。 頭も痒いせいか、何度も何度も髪の毛を強い力で引っ張るのであっという間に髪の毛が無くなる(これはショックだった)。 ほんの少しの時間目を離して(といっても、10秒くらい)、また戻ってくるとその間にごっそり髪の毛を抜いてしまっている。頭皮は傷だらけ。肌着も全て、血液や体の傷の化膿部位にすれてしまい汚れるように。 お風呂がしみるらしく、お湯につけると大泣き。母乳を辞めたほうがいいのでは・・・と思うも、本人が機嫌よくゆったりしてくれるのは、おっぱいを飲んでいる時だけなので「この時間まで奪うわけには・・・」と決心が付かない。 オリーブオイルのおかげで、頭のかさぶたはほとんど取れたが、ほとんど髪の毛のなくなった頭皮が、真っ赤になっているのでかわいそう。 一日いっぱい、常に体のどこかしらをボリボリ掻いている状態。特に夜中が一番酷い。掻きながら大泣きするので本当に辛い。 髪の毛が抜ける・・・同時に目やまぶたも痒いらしく引っ掻くので、抜いた髪の毛が目に入るアクシデントもしばしば。 |
引き続き、評判の良い皮膚科へ通院。1日2回、必ずステロイド(特に体が酷いのでボアラを使うよう指導)を付ける様に言われる。 なるべく清潔にするように。石鹸は一度泡立てたものを使用して洗うように(直接、体に伸ばしたりする洗い方は絶対に×)と指導。 |
ヒルドイドソフト (保湿剤) コルテス軟膏 (ステロイド・顔) リドメックスローション (ステ・頭皮) ボアラ軟膏 (ステ・体) ロコイド(ステ)とヒルソフ混合(ボアラで症状が落ち着いたところに、その状態をキープするのに使用とのこと) あちこち掻く時に、顔や目を傷つけるように。常にこすっているせいか瞼がいつも腫れている。眼科でも薬を処方される。 アトピー関連での投薬は ネオメドロールEE(ステロイド+抗生剤)を処方される。眼科のドクターに暗に「この子のお肌は専門医に診せた方がいい」と進められる。治療中だと話したけど、ドクターは「・・・・」と何か言いたそうでした。私のあせりもピークに。 |
石鹸・薬以外の保湿剤は品質のよいものを使用。 なるべくステロイドを使用したくなかったので、「痒みに効く」と評判の保湿剤や入浴剤、ありとあらゆるものを試してみたが全くよくならず。 正直、1日2回のステロイドでは追いつかないような痒み・化膿の具合だった。このまま、もっと強いステロイドに移行するのでは・・・・脱ステロイドの方がよいのか・・・・と眠れない(ちびが泣くので眠れなかった。でも、この頃のちびも、ほとんど眠っていなかったように思う)頭で考える。 カサカサの酷いところにヒルソフを使用するように言われるが、塗っても塗っても全く改善せず。 1日おきに爪を切る。それでも、体中の生傷は絶えず。瞼が傷つき、白目も爪で引っ掻いちゃうらしく眼球にも傷ができる事が多々・・・・・ |
||
| 今だから言える事 乳児湿疹は「ある日突然、嘘のように治る」と聞いていたので、本当にその魔法の日(Xデー)を心待ちに一日一日を過ごす。しかしその反面、乳児湿疹ではないのではないかという漠然とした不安が。 この頃は、ちびも私もほとんど不眠不休の状態・・・・・・・・ 髪の毛の件ですが、こちらはアトピーではなくても脂漏性湿疹の子なら抜けやすいらしく、髪を抜いてしまうこと自体はアトピーではない子でも結構多くあるという事です。実際にお友達のお子さんはアトピーでも脂漏性湿疹でもなかったのですが、髪の毛を引き抜くのが癖だったらしく(特に何か気に入らない事があった時など)両耳の上に結構大きなハゲがありました。成長と共にその癖はなくなり、ハゲも目立たなくなりました。 ただ、結構髪の毛をごっそり抜かれちゃうことはショックです。泣いちゃってたお母様もいらっしゃいました。(私も結構泣きましたが) でも一つだけ。時期が来たら絶対に髪の毛は伸びます。成長と共にだったり、症状が落ち着くのと共にだったり・・・ピタリと髪の毛をむしることをやめる時期は必ず来ます。自分がその時期に誰からもアドバイスをいただけなくて(周りにアトピー情報は少なかったのです)すごく落ち込んだ日々を送ったので、せめてこちらのサイトをご覧になってるあとぴっ子ママさんの悩みや落ち込みを軽減させたいので、ここでベビーの髪の毛で悩むママさんにアドバイスさせていただきますね。 絶対に髪の毛は時期が来たら伸びます。大丈夫。 |
||||||
| 5ヶ月 〜 8ヶ月 |
症状は全く改善せず。ステロイドを使用しているのに、むしろ悪くなって行ってるよう。 赤くて痒みの強い湿疹はほとんど全身に。顔だけはツルリときれい。キュレル・ディクトンベビーのケアは朝と晩必ず続ける。 体を掻き毟る回数は日増しに増えて行く。常に、どこかを掻き毟っているのでついその手を押さえる私の手にも力が入ってしまう。 「掻いちゃダメ」と言った自分の声のキツサに驚く・・・・半ばノイローゼ状態だったように思う。 体や頭はもちろん傷だらけ。湿疹の無い顔も痒いらしく傷だらけ。 耳切れを見てアトピーだと確信。耳掃除をすると、耳介部や耳の中に、びっしりと滲出液がある事に気付く。それが変な匂いの原因らしい。 この頃は、指も赤くカサカサになっていて痒がっていた。痒くない場所なんかないような状態・・・・ 髪の毛はとうとう、頭頂部にぽやぽや残る程度に。引っこ抜かない(抜けない・・・手が届かない)後頭部も、枕ですれてハゲに・・・・。 |
皮膚科での処置は変わらず。血液検査の話もまだ出ない。まだしばらく様子を見ようと言われる。 耳鼻科に連れて行き、点耳薬をもらうが、そちらでもアトピー・・・の可能性を示唆される。(耳の中にも、体中に出ているような赤い湿疹が出てるので、痒いのだろうとのこと) |
皮膚科の薬、変わらず。 | 湿疹の出ていない部位に、ステロイド以外の保湿剤を塗ろうとしても、その範囲は少ない。 朝は殺菌・消毒効果のあるひば油を溶かしたお湯で清拭。その後薬。夜は、お風呂の後に薬。 そろそろ離乳食の時期だが、アレルギーが怖くてなかなか進められない。なんとか、穀類だけ少しずつ始めるが、常に湿疹がある状態なので、アレルギーのある物を食べたとしても分からないのでは・・・・と悩む。 体の湿疹が酷いので、ボアラを使用するように指示されるが、ボアラは赤ちゃんが使用するのには強いステロイドだと聞き、副作用怖さに1日2回毎日塗り続ける勇気は無かった。ロコイド+ヒルソフをメインに使用していたが、当然のように全く善くならず。(ボアラを使用しても、使用した翌日だけがきれいだが、痒さは変わらないようす。1日半経つと、また同じ状況) 湿疹よりも痒さを薬なり何なりでコントロールして欲しいと思う。おっぱいマッサージの助産師さんより「ステロイドを使用しない方針のアレルギーの病院」を勧められるが、体を掻きながら大泣きするちびを見ると、全くステを使用しない方針にも不安が・・・・。 一時、ずっときれいだった顔にも湿疹が出るように。7〜8ヶ月頃に、あごの辺りに出たが、3週間でまた治まる。その後はやはり顔には出ない。だが、湿疹が無いだけで痒みは他の部位と変わらずあるらしく、よく布団にこすりつけたり、ぽりぽり引っ掻いたり・・・・ |
||
| 今だから言える事 この辺りは本当に親子共々にゲッソリだった。私は笑うこと自体、とても少なかったし、常に「薬を塗らなきゃ・・・・掻かせないようにしなきゃ・・・・髪の毛を抜かせないようにしなきゃ・・・・」とそればかり。 いつになったら治るかな・・・アトピーなの?乳児湿疹なの?幼稚園に行く頃にもこの状態なんかな? 私もちびも、いつになったらゆっくり眠れるのかな?・・・・そればかり・・・・。 当時、私自身、あまりちびの写真を撮ってあげていなかった(湿疹が酷かったので可哀想な気がしてしまい、記録に残そうとできなかった)んだけど、旦那は「そろそろ治るよ、ね?」と気楽(に私には見えた)に写真やビデオにちびの姿をおさめていた。 今だから、本当に今だからだけど、旦那が写真やビデオをたくさん撮っていてくれて良かったと思う。今、あの当時の記録を見ながら「ああ、本当に酷かったね・・・」って確かに思うけど、そこにはちゃんと、ちびの笑顔があるので・・・。その時期にしか見ることができなかった笑顔があるので、本当に記録が残っていて良かったと思っています。 |
||||||
| 9ヶ月 〜 10ヶ月 |
転機 市の育児相談にて、元・某大手総合病院の小児科の院長先生に、「おそらく、かなりの確立でアトピーでは」と言われる。仮にアトピーではないにしても、この湿疹や痒み(掻き方が尋常ではなかった)は、塗り薬だけでフォローできる状態ではないと言われる。 ステロイドは必須。ステロイド以外にも痒さをコントロールする為の飲み薬が必要な状態だと思う、と説明される。アレルギー専門医というよりも、アトピー小児専門の病院への転院をなんとなく仄めかされる・・・しかし、そんな病院近所に無い。 その、元お医者様に(現在はご隠居中。ボランティアで市の育児相談に参加)初めて「お母さん、頑張ってるね。辛いよね」と言われる。「夜眠れなかったりするでしょう。赤ちゃんも辛いけど、お母さんも辛いんだよね」 ・・・その時、本で読んだ「アトピー治療は、その子供に対してだけではなく、ケアする家族に対しても精神的なフォローが必要である」という方針で治療をしている病院側サイドのコメントを思い出す。本当に気持ちがふっと楽になった。分かってくれる人がいた・・・ 状態の方は相変わらず酷い。上記の先生が、ちびの体を見て(顔にはなぜか湿疹が出ないので、大概の人は顔と体のギャップに驚く)絶句する位。 日中も夜も、常に体を掻いている。酷い時は、掻きながら「きー」と怒ったような声を出す。相当な痒さなのか・・・と思う。変わってあげたい・・・・アトピ育児をしながら常に思うこと。 自分の娘の事なのだから目を逸らしてはいけない。それは分かっているんだけど、その姿を見ているのは辛い。毎日泣いてばかりいる。私が泣いたってどうにもならないのに。 |
思い切って転院。 もともとかかっていた評判のよいアレルギー・皮膚科や、育児相談にのって下さった方が現役時代勤めていた病院と提携を結んでいる大きな総合病院の中にある皮膚科へ行ってみる。 (その総合病院の小児科に、もともとはかかってたんだけどね。ちょうど小児科の先生が変わったので再度相談したんだけど、その先生はアレルギーは不得手との事。ちびの様子からアレルギーが疑われるので、専門医・・・皮膚科やアレルギー外来へかかる事をすすめられる・・・・) しかし期待は裏切られる。 不機嫌そうな女医さんに「この時期ならアトピーだか単なる乳児湿疹だか分かりません。以前の病院でもらってたのと同じ薬しか処方しませんがいいですか?」とかなり投げやりな対応をされる。 飲み薬の話をしてみるも「前の病院で飲み薬出てないんでしょう?」の一点張り。結局飲み薬は出ない。これだけ痒がってるんだから痒さを和らげて欲しい・・・と希望を話しても何だか通じず。 「この程度でも、アトピーじゃなく乳児湿疹の子もいるにはいますよ」と最後に言われ、なんだかばかばかしくなってしまった。そういう問題を話してるんじゃないんだけどな・・・・ 希望は捨てずに、更に転院。 ちょっと距離はあるが、子供のアトピー性皮膚炎に強いという病院へ(地元出身のお友達の情報にて)。 診察するなり「症状からいって、まず間違いなくアトピーだろうね・・・」とポツリと言われる。「今までアトピーって言われたことなかったですか?」・・・と。 こちらも「乳児湿疹かアトピーか分からない・・・と言われ続けていた」と説明。少し呆れたような表情をされる。アトピー特有の症状が顕著に出ているらしい。 「アトピーにしろ、そうじゃないにしろ、これだけ痒がっているんだから痒み止めの飲み薬を出します」と言われ、安心。今までもらっていた外用薬を説明すると、「きちんと塗ってて、この状態なの?」と驚かれる。 結局外用薬は変わることに。 |
飲み薬・・・セルテクト(こちらはしばらく飲み続けるように指導) ポララミン+ビタミンB(症状の強い時だけ服用。すごい効き目!掻く回数がぐっと減る・・・4日間ずつ処方されたが、飲むのを止めた途端にまた体を掻き毟り始めるので、結局結構な期間、間を空けながら服用した) リドメックスローション(頭皮) ワセリン+リドメックス(2:8の割合) (全身、赤い場所) ワセリン単独(全身、症状の比較的軽い場所) ここの病院のワセリン(結構上質なタイプのものらしい)には、ちびの肌もまけなかった ワセ+リドの効果は絶大。あっという間にきれいになる。一度塗ると、1日から4日はきれいな状態。きれいな状態の間はワセリンのみ塗り、また赤くなってきたらワセ+リドを塗るように指導。 飲み薬のおかげで掻く回数が減ったので、体中の引っ掻き傷が見る見る減る。 ただし夜中はやはり痒いらしくぐっすり眠ることはない。日中うつらうつらしているが、それでも体温が高くなると痒いらしく、泣きながら起きてしまう・・・それの繰り返し。 |
血液検査に関しては、かなり赤ちゃんにとって負担をかける事になるので、今の段階でする必要はないのでは?との事。離乳食の不安もあったが、「食べられるものは多い方がいいのでは」という方針の先生らしく、あまり重要視されていない様子。 とにかくアレルギーの出そうなものにのみ気を付ける様にして、いろいろな物を食べさせるように。 一度豆腐を食べさせた時に、口の周りが赤くただれた事があったが、全身症状というわけではなかったので、1ヶ月から2ヶ月間をおいてから再びチャレンジ。その時は何の問題もなかったので、それ以来豆腐はクリア。ちょこちょこ食べるように。 あせも対策を十分にする事が大切らしく(アトピっ子は肌が弱いのであせもになりやすい→あせもは痒い→掻く→アトピーが悪化・・・となるのを防ぐため)、夏季は1日3〜4回水浴び。あせも予防のローションと、保湿ローション、病院からもらう薬・・・となかなかケアは大変。でも、きちんとケアに手をかければかけるほど、肌がきれいな状態をキープできることに気付く。ただ少しでも手抜きをすると、すぐに悪化。 泣いてばかりもいられないので、とにかくケアを頑張る。それから、夜中は眠れないもの、と諦める。夜泣きも重なってか(母乳だったので特になのかな)、夜中何度も起き出したり泣き出すちびに付き合う。 ちびちゃんを一人で遊ばせておいて、近くで少し眠ったら?という意見もあったが、実際にうとうとしてしまうと、ちびが体をボリボリ掻き毟ってしまう。やはり一緒に遊んであげているほうが気が紛れるらしく掻かないので、過保護かなぁ・・・と思いつつも、ちびにとってできるだけの事をしてあげたいのでやはり眠れない日々。 寝不足のせいか、体調を崩してばかり。ちびに風邪がうつり発熱されるとお風呂にいれてあげられなくなる→アトピー悪化・・・・なのでできるだけ気をつけなくちゃ。 (・・・と、この時期、突発性発疹にて高熱を出す。もちろんお風呂にいれられないので、お薬の塗布のみしていたが、案の定悪化。またしてもあちこちの間接の部位が真っ赤に。少しジクジクし始める。お風呂は大事・・・) |
||
| 今だから言える事 この頃、ようやく髪の毛が伸びてきていた。柔らかい髪の毛が芝生みたいで、触るととっても気持ちよかった。間違いなく、新生児の頃よりもハゲちゃってたけど・・・。でも、髪の毛が伸びてるってコトは、あまり頭を引っ掻いていない証でもあるし・・・、とそれらのコトも含めて、本当に芝生みたいなグリグリ頭は気持ちよかった。 外出先では「男の子?」ってよく聞かれたし、「体大きいけど、髪の毛まだ短いから、生後3ヶ月くらい?」なんて話しかけられたり・・・それなりに「うっ」と思うことはあったけど・・・・ いったん症状が治まったように見えるたびに、「ああ、やっと完治の時期なんだ」と救われる気持ちになる。でも、その二日後位にまた悪化する・・・の繰り返し。本来、アトピー性皮膚炎って、そんな状態を繰り返すものらしい。頭では分かっているつもりでも、再び悪化した肌を見るたびに「ぜんぜん治ってないじゃん!いつになったら治るんだ!」と感情が爆発してしまう事も・・・。 痒みはずっと続いているらしい。薬を塗った後などで肌がきれいな状態のときでも、やっぱり痒いらしい。それは見ていて本当に辛かった。 |
||||||
| 11ヶ月 | 症状、体の方は変わらず。掻く回数は確実に減っているように思う。 ただ、湿疹がよくなってるかどうかは別問題。薬を塗ってすぐはキレイなので「このままよくなるんじゃないか・・・」と期待するが、半日や1日経つと、やはりもとの様に赤くなっているので落ち込む。それの繰り返し。ただ、化膿してジュクジュク・・・という部位は無くなっている。 不安ながらも、リドメックス使用のおかげか、頭皮はすっかりきれいに。リドメックスを使用してから髪を抜かなくなったので、ステロイド・・・と思いつつも助かったのは事実。 頭皮を掻き毟ったり髪の毛を引っ張ることもなくなったせいで、髪の毛が濃くなり始める。ただし、眠い時や起きがけの時はボリボリやってしまう。 |
薬は変わらず。飲み薬はずっと続けるようにと指導。本で見たら、薬の止め時も難しいらしい。 目安は「痒い湿疹が治まってから、一ヵ月後くらい」だそうな。湿疹は一向に治まらない。まだまだ服用しないといけないのかな・・・・と不安になる。それでも、ステロイドを塗り続ける事のストレスと比べるといくらかは気が楽。でも本当は肝臓に負担もかかるのだろうから、飲ませたくないのが本音。 |
ポララミンは必要なくなる(セルテクトのみで、あまり痒がらないようになった。ただし、セルテクトの服用を止めると、またすぐに体のあちこちを掻き始めるので、セルテクトはしばらく続けることに) 他は変わらず。 |
この頃、常に思っていたこと。「普通の育児がしたい」・・・・・ 他のみんなの様に、育児の事でいろいろ考えたり悩んだりしたかった。この頃の私の頭の中は、とにかく「アトピー育児」一色。 ○○するとあまり痒がらない・・・とか、掻き始めたら○○で気をそらせよう・・・・とか。 通常の育児については、あまり考えていなかったように思う・・・・・ |
||
| 今だから言える事 とりあえず除去食はしない(血液検査もしていなかったので)方針だったけれど、食事をした後に口の周りや手(手づかみで食べる時もあったので)が赤く荒れてた。 それがイヤだったので(本人が気にして掻いちゃう)、食事の後はまめに湿らせたガーゼで手や口の周りを丁寧に拭いていた。そのせいか(?)、本人、とても神経質になってしまい、ちょっとでも手が汚れると「拭いてくれ」とジェスチャーするようになる。それは今でも全く変わらず。当時から食事は、同じ月齢の他の子達と比べると「うわ、神経質すぎるのでは・・・」という程に、全くテーブル等を汚さないで食べるようになってしまった・・・・ きれいな状態で食事ができるので、親としては助かったけれど、正直もっと子供らしくワイルドな方が本人は楽だったんじゃないかな・・・と申し訳ない気持ちになる。本当はもっともっと、ぐりぐり遊び食べとか、外では砂場で泥んこ遊び(手が汚れるのがイヤなのか、その当時の本人は泥を嫌がった)とかさせてあげたかったなーって思う。 今現在(2歳過ぎました)、すごく嬉しそうに泥んこ遊びしてるので、本当なら(私があまり神経質にしなければ)当時からお砂遊びを楽しめるはずだったのじゃないかな・・・って。 |
||||||
| 12ヶ月 | この頃から吹っ切れ始める。症状は変わらないので、もう「○月にはきっとキレイになっている」と思う事をぱったりと止めた。 期待すればするほど、落ち込みが激しいという事を痛感。症状があまり変わらないちびを見て病院からも「長くかかるタイプかもしれないね」と言われる。(症状が長引く子と、あっという間に治る子がいるらしい。ちびはどうやら前者・・・) 顔(特にまぶた)をこする回数が増えてきた。日中も勿論だが、夜中も何度も瞼を擦っているので常に瞼が腫れぼったい状態。 |
あせっても仕方ないので、気長に・・・との事。 | 薬は変わらず。 | 1歳を過ぎると、赤みの刺身を食べさせてもOKと助産師さんに聞いたので早速トライさせてしまった愚かな母。普通の子と同じに考えてはいけなかったか・・・・・背中中に赤いボツボツが広がる。反省。 | ||
| 今だから言える事 1歳過ぎるとよくなる・・・というお話もたくさん聞いていたけど、期待すれば裏切られる・・・の繰り返しだったので本当に吹っ切れちゃった時期。吹っ切れたといっても、たまにガクーーーッと落ち込むときもあり、それの繰り返しでした。 正直、病院の方針がちびに合わないからよくならないのかな・・・?って不安に思うこともあったけれど、もう信じるしかないと思ったし信じたかった。その当時、ネットや本などでいろいろアトピー性皮膚炎について調べていたのだけど、治療方針やステロイド使用についてのメリット等を、すんなり納得できるように説明してくれている、とある病院のサイトを見つけたのですが、通院している皮膚科の方針は、その病院のサイトの方針にすごく近かった・・・と思う。 本音としては、ステロイドを一切使用しない方針の病院へのシフトチェンジも考えてた。でも、やっぱり信じたかったし、ちょっと大げさな言い方になるかも知れないけれど、通院してた皮膚科に「賭けてた」のだと思う。 |
||||||
![]() アトピー用のお肌に やさしいパジャマ |
![]() お肌が弱い赤ちゃんにも ラ・モルフェ 短肌着 |
