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D VARIO-ELMARIT 14-50mm f:2.8-3.5


“D VARIO-ELMARIT 14-50mm f:2.8-3.5”(L-ES014050)

 Panasonic LUMIX L1のバンドルレンズ。2006年12月よりばら売り開始で、ようやくオリンパスEシリーズでも使えるようになりましした。

 ライカのレンズはツァイスのようなレンズ構成で名称が決まるのではなく、基本的に開放f値の帯域で決まります。このレンズは開放絞り値がf:2.8なので“ELMARIT”の領域。来年発売予定の25mm単焦点レンズは開放f値が1.4なので、恐らく“SUMMILUX”に成るはずです。
 まぁ、いくらなんでも、f:1.2〜f:1.0に付く、“NOCTILUX”は無理でしょうね。

 で、このレンズですが、35mm(ライカ判)換算で28mmから100mmに相当します。45mmから60mmの帯域を含みますので、所謂標準ズームとなります。世間では標準添付のレンズを“標準レンズ”と思いこんでる人が居ますが、正式には画角45°近傍を標準画角と呼び、その帯域に属するレンズを標準レンズといいます。なので、35mm換算で大体40mmから60mmまでが一般的に標準レンズと呼ばれます。
 これって、“規格”みたいなモノなので、これを「おかしい」と言われてもねぇ。

 写真工業などの雑誌では無責任な物言いで、標準ズームのバンドルレンズだけで他社から出ているフォーサーズ規格のレンズに頼りすぎだと言われていますが、実情はα100が意外と早く出てしまったため、慌てたというのが真相だと思っています。多分、本来は他の交換レンズの発売の目処が立った時点で発売したかったんじゃないでしょうか?

 肝心なこのレンズのことですが、フルマニュアルで操作が可能ですが、実はヘリコイドがありません。フォーカシングはオリンパスがOM-101で大失敗したパワーフォーカス。ただし、ダイヤル式ではなく、フォーカスリングが駆動スイッチに成っているため、若干違和感はありますが普通のマニュアル・フォーカス・レンズに近い感触での操作が可能です。
 でも、やっぱり、ヘリコイドが無いとね。マニュアル・フォーカシングは回転角によって焦点位置がどう変わるか、意外と“身体”で覚えるモノなので、出来れば単焦点の25mmではヘリコイドを復活させて欲しいですね。

 作例は富山県下新川郡入善町にある「発電所美術館」。崖の上のレストランとを結ぶ階段の入り口で測光したためか、手前の広場のコンクリートの地面と階段の屋根がオーバーで飛んでしまってます。...と思ったんですが、Photoshopでちょっとコントラストをいじったら、意外としっかり地面のコンクリートの起伏を捉えていました。コンパクト・デジカメだとちょっと辛いですが、ボチボチですね。

 《レンズ緒言》
構成:12群16枚
画角:75〜24°
最短撮影距離:29cm
最小絞り:f:2.8(W)〜3.5(T)
フィルタ径:φ72mm
寸法:φ78.1mm×97.4mm
重量:490g
国内定価:\150,000




at: 2006/08/07(Mon)[Update in 2006/11/19(Sun)]
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