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ヤシカの技術の集大成、CONTAX 167MT


“CONTAX 167MT”

 ヤシカ設計最後のCONTAX SLR。現在のCONTAX SLRの特徴になるABC機能を初めて実現したモデルで、CONTAX SLRはこの167MTでディスコンになりかけました。
 ヤシカの技術の集大成とも言えるモデルで、現行のAriaやRXIIなんかと比較しても全くひけを取らないどころか、非常に使いやすいです。
 また167MTで初めて搭載されたオート・ブラケット・コントロール(ABC機構)はいまでこそ他社のSLRでも搭載されていたりしますので、さほど珍しくありませんが、当時は結構センセーショナルでしたね。

 非常にロングセラーだったモデルで、市場の中古も古い物だと15年以上前の製品になるため、外見は綺麗でも中はもうダメというのも多く、なかなか購入の踏ん切りが付きませんでしたが、今回、画像にある赤外線コントローラS(これがまたなかなか手に入らない)とML ZOOM 28-85mm f:3.5-4.5付きで普通の中古ボディ単体並みの価格だったため、思わず手を出してしまいました。
 まぁ、安かったので、ペンタプリズム・カバーに一カ所ハガレがありましたが、さすがに8万番台のボディなので、機関はすこぶる良好です。
 フォーカシング・スクリーンが方眼マットになっていましたが、ちょっと派手にキズが入っていたので、ノーマルのスプリット・マイクロプロズムと入れ替えたいのと、あとバッテリパックのP5くらいは揃えたいですね。

 メカニズムとしては137系でワインダー内蔵。また、DXコード対応はこの167MTからです。このモデル以降はワインダーの付けようがないS2/S2bを除き、全てワインダー/モードラ(一般的に秒3コマまでの物をワインダー、それ以上の物をモータードライブと言うようです)内蔵+DXコード対応な+ABC機構搭載ので現行モデルの基礎とも言えます。
 直系はSTなんですが、STはファインダーが酷評されてますね。まぁ、京セラになってからのCONTAX SLRはメガネをかけて使うのを前提にしているようなので、そのせいかもしれませんが、眼鏡をかけているわたしなんかは、逆にRTS兇里茲Δ併詭遒旅いファインダーの方が却って使いづらいです。

 167MTの“MT”はMulti Mode=“M”とABC機構のTriple Exposureの“T”を取って、“MT”としたものだそうです。
 画像は赤外線コントローラSに、当時のカタログで使われていたVario-Sonnar 35-70mm f:3.4 T*をあしらってみました(笑)。

 主な緒言は以下の通り。

外寸(D×W×H):51.5mm×149mm×91.5mm、重量:620g
シャッタースピード:1/4000〜16(sec)、B、シンクロ:1/125(sec)
ファインダー:視野率 95%、倍率 0.82倍
フィルム感度設定:(DXコード)ISO 25-5000、(手動)ISO 6〜6400
専用ストロボ:TLA-20/30、RTF-540
定価(当時):\108,000
国内発売:1987年2月


at: 2004/03/08(Mon)
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