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Super Tool, CONTAX ST
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“CONTAX ST”
コシナ製のCONTAX S2とほぼ同時に発売された、岡谷製CONTAX ST。STはSuper Toolの略だそうですが、その割には機能的に若干首を傾げる部分があります。
少なくとも、ダイヤルの照明は要らないと思いますよ、はい。
モデル的には167MTの後継機種で、吊り環の形状がMF CONTAXでは珍しい幅広タイプです。アクセサリも一部供用出来て、標準のデータバックの代わりにマルチファンクション・タイプのD7が使えます。もっとも、セラミック製のフィルム圧板と最低限必要なデート機能を持ったデータバックが標準装備されていますので、必要ないかも知れませんね。
カメラとしての性能はRTSIIIのサブ機としての性格が有るためか、機能的にはしっかりしていますが、唯一の弱点がファインダーだと思います。RTSIIIの影響か、ファインダー倍率が中途半端になってしまい、S2までのモデルより2%小さくなっています。窓形状が丸いせいもありハイアイポイントでは全域がつかめませんし(RTSIIよりはマシですが)、裸眼で使うと今度は小ささが目立ちます。明るさは申し分ないだけに残念ですね。
今回ようやく入手した個体は非常に希少なパワーパックP7付きなんですが、ノーマルの底板がありません。単体で買うと結構良い金額を取られますので、どうしたもんだか。
主な緒言は以下の通り。
外寸(D×W×H)：55mm×151.5mm×97.5mm、重量：800g
シャッタースピード：(AV,P)1/6000〜16(sec、無段階)、(TV/M)1/4000〜1(sec)、B、シンクロ：1/200(sec)
ファインダー：視野率 95%、倍率 0.8倍
フィルム感度設定：(手動)ISO 6〜6400、(DX)ISO 25〜5000
専用ストロボ：TLA-240/360/480
定価：\244,000
国内発売：1992/10
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at: 2006/02/27（Mon）
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