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YASHICA EZ Juior MkII


“YASHICA EZ Junior MkII”

 ヤシカEZマチック系の名称を引き継ぐモデルですが、果たしてベースはなんなのやら。

 元々のEZマチックはコダック・イスタマチック・フィルム(126)を使用するカートリッジ式のカメラでしたが、1990年代に京セラ・キャンパス系の南米/アジア向けとして“YASHICA EZ”系として復活しました。その後、欧米や日本でも京セラ・キャンパス系とは異なるEZ Zoom、EZ Zoom 105等が販売されていますが、このモデルはアジア向けEZシリーズの後継機を意識しているようです。
 ちなみに、オリジナルの“EZ Junior”はキャンパスAFビッグファインダーのボディを使った固定焦点レンズのカメラで、キャンパスAFビッグファインダー(欧米では“Clearlook AF”)は“EZ View AF”。

 しかし、この“MkII”はオリジナルとは似ても似つかない形状の上に、ポリシーも引き継いでません。これが“Minitec”の“MkII”ならまだ納得したんですけどねぇ。
 レンズはエグゼモードのWebサイトでは28mm f:3.8との事なんですが、取説にはf:5.6との記載が。どっちがホンマやねん。
 ただ、28mm f:5.6が正解とすると、オリンパス・トリップAF50あたりと同じスペックなので、オリンパス系列のカメラ製造元のOEMの可能性があります。

 あ、そうそう、キットには“YASHICA”ブランドのISO 200の36枚撮りフィルムが付いています。

 主な緒言は以下の通り

外寸(D×W×H):39mm×110mm×63.5mm、重量:140g
レンズ:YASHICA Lens 28mm f:5.6(3群3枚)
シャッタースピード:1/125(sec)単速
ファインダー:アルバダ式 0.35倍
フィルム感度設定:ISO 100/200/400(DX対応)
定価:\3,980
国内発売:2008年12月

 こっちがオリジナルの“EZ Junior”。“CelarLook FF”のボディシェル全面が若干異なる異名バージョン。


at: 2009/03/15(Sun)
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