YASHICA MF-2 Super
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“YASHICA MF-2 Super”
1979年発売の“YASHICA MF-2”をベースにして30年後に蘇った固定焦点式のフィルムカメラ。
オリジナルのMF-2はセルフタイマーの無いヤシカ・フラッシャー(輸出モデルはYASHICA MF-1)からゾーンフォーカス機構を省いたものでしたが、このモデルはセルフタイマーが追加されています。
オリジナルと同様に、ストロボとカメラ本体の電源は統合されていて、ポップアップ・ストロボは当時のMF-2の後続機種である“ヤシカ・パートナーAF”や“ヤシカT”同様にサイド出しになっています。
あ、そうそう、なんとDXコードにも対応しています。
レンズはオリジナルと同じ3群3枚のトリプレット・タイプ。f値が若干良くなってますが、見た目は変わらないので、これはコーティングによる損失改善が現れているのでは、と勝手に考えています。ただ、シャッターは全く違います。
あとオリジナルより圧倒的に金属部分が少ないので、100gほど軽くなっています。
オールプラなので質感もへったくれもありませんし。
もっとも、微妙に大きさも違いますし、オリジナルのMF-2の機能を継承しただけの別物という解釈が正しいのかもしれません。
いずれ、本家のMF-2と撮影画像比較をしてみようと思っています。
しかし、30年も前のモデルを一部仕様変更して復活させるとは....。正直、わけわかりません(^^;。買う方も買う方だけど。
にしても、新生ヤシカ、Webで見るレビューはロクなものが無いですね。これ以上“ヤシカ”ブランドを失墜させて欲しくないので、エグゼモードからもっと積極的に横やりを入れるか、とっとと撤退して欲しいところです。
(2010/11/23:追記)
なんと、MF-2 Superは京セラ製もあった事が判明。外見は全く一緒ですが、出来は全然違います。
このカメラはその復刻版のようです。

でもって、これが本物(^^;。
ベースはヤシカ・ド・ブラジル製のMF-3のようです。
フィルムカウンター窓や、巻き戻しクランクのシャフト、シャッター・ボタンなど、細部がかなり違い、クオリティ自体もかなり違います。
再生産品は変な場所に型番の文字があるなぁ、と思っていたら、ここには本来“KYOCERA”のロゴが入っていた事がわかりました。
機能的な違いは、本家はセルフタイマーが無く、代わりにシャッター・ボタンにケーブルレリーズ・ソケットがあります。
ただ、カメラケースにポケットがあり、どうもケーブルレリーズ・ソケットに装着する外付けのセルフタイマーがバンドルされていたようです。
主な緒言は以下の通り
外寸(D×W×H):56mm×126mm×74mm、重量:210g
レンズ:YASHICA Lens 38mm f:3.8(3群3枚)
シャッタースピード:1/125(sec)単速
ファインダー:採光式ブライトフレーム
フィルム感度設定:ISO 100/200/400(DX対応)
定価:\7,980
国内発売:2008年12月
at: 2009/03/15(Sun)
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