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YASHICA 35


“YASHICA 35 F2.8”

 ヤシカ/京セラの35mmカメラの始祖、YASHICA 35です。

 ボディスタイルはCONTAX IIaに似ていますが、レンズ固定式のレンズシャッタ・カメラです。このモデルは大口径のf:1.9のレンズを搭載したYASHICA 35 F1.9と今回わたしが入手したYASHICA 35 F2.8の2機種がありますが、f:1.9版は写真も見たことがありません。
 このカメラで一番好きなところはやはり、Yashicaのロゴ。まぁ、Contaxを意識したものだとは思いますが、後のどのモデルのロゴよりエレガントだと思います。

 50年以上前のカメラなのですが、さすがに機構が単純なためか、細部には不具合があるものの、シャッタは健在。ちゃんと切れます。フィルム・カウンタも怪しいですが何とか動きますし、巻き上げもちょっと引っかかりますが、ちゃんと動きます。レンズは全然大丈夫なようなので、これは、もう、オーバホールして復活させるしかないな、と思っています。

 レンズはf:2.8版が4群5枚、f:1.9版が4群6枚。テッサー・タイプとゾナー・タイプが全盛の時代なので、まさか変形ガウス(プラナー)タイプではないと思いますので、多分ゾナーかエルノスター系の構成だと思います。

 主な緒言は以下の通り

レンズ:YASHINON 4.5cm f:2.8、4群5枚
外寸(D×W×H):72mm×136mm×78mm、重量:690g
シャッタースピード:1/500〜1(sec)、B、MX
ファインダー:二重像合致式距離計および0.5倍ブライトフレーム
定価(当時):\12,500
国内発売:1958年4月


at: 2006/03/27(Mon)
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