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F20 “AF 50mm f:1.8”
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“AF 50mm f:1.8”
京セラ／YASHICA AFシステムで開放F値が一番大きい（F値は数字が小さいほど「大きい」ことになります）50mm f:1.8です。
京セラAFシステムは標準構成が“35mm-70mm MACRO”を標準レンズとしていたため、単焦点標準レンズのこの50mm f:1.8は非常にレアです。
群構成は違いますが、プラナー・タイプのレンズであるためか、Planar 50mmやYASHICA ML 50mmとちょっと似ているところがあります。でも開放で背景をボカすとボロボロのようです(^^;。
また、レンズフードが内蔵されているんですが、無限遠状態だと引き出せません(^^;。もうちょっとなんとか成らなかったのか？ と思うと同時に、非常に薄いプラスティック・リングなので無理すると割れてしまいそうで恐いですね（実際に、中古では割れて無くなっている場合もたまにあるようです）。
（2004/07/12：追記）
非常に珍しいKYOCERAブランドの個体を入手したため、レンズ画像と作例の構成を変更しました。
その後、YASHICA MLの標準レンズも全て入手したため、色々比較したのですが、エレメント構成が4群6枚であるため（CONTAX AF向け試作品のAF Planar 50mm f:1.7は、MF同様で6群7枚）、どうもベースになったレンズが、イマイチ評判の良くない50mm f:1.9らしく、このレンズ自体の評価も極平均的でイマイチというのが大勢のようです。
まぁ、色再現だけはZeiss T*に近いんですけどね。
《レンズ緒言》
構成：4群6枚
画角：46°
最短撮影距離：45cm
最小絞り：f:22
フィルタ径：φ49mm
寸法：φ66mm×38mm
重量：200g
国内定価（当時）：\17,000
レンズナンバー：F20xxxxx
作例：YASHICA 230AF SUPER + YASHICA Lens 50mm f:1.8、プログラム・オート
Kodak Ektachrome E100SW
全日空15便機中から富士山を撮影。
e-Bay(US)にて落札、入手。
at: 2003/01/13（Mon）
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