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“CS-250AF” 230AF向け専用ストロボ


 というわけで、230AF専用(?)の“250AF”です(笑)。

 230AFが登場した頃、京セラからリリースされた230AFのボディと同色のストロボがこの“CS-250AF”。
 しかしながら電気接点は3pinで、ラインナップとしてはCONTAX TLA 30のちょっと上位くらいの位置づけでした。実際、当時のCONTAXシステムのカタログには「京セラ・ブランド」と但し書きをしながらも純正オプションとして記載されていました。
 外観や大きさ以外でTLA 30と異なるのは、ズームに対応するため、発光部が焦点距離に合わせて切り替えることが可能なことと、ガイドナンバーもTLA 30より若干大きい(80mm時でほんとに若干。ただし、50mm時で比較するとTLA-30の方が明るいことになります)ことくらいです。
 実はこのCS-250AF、中古で購入したときシンクロケーブル・ソケットのカバーが無かったんですが、撮影のために手持ちのCONTAX TLA 30のものを一時的に拝借しています。

 で、これも有名な話なのですが、実はこのストロボ、仕様を変更し、AF補助光の代わりにプリ発光用の補助発光部を備えて現在も生産されています。そう、CONTAX TLA 280がそれです。上位のTLA 360はAriaやRXなんかのプログラムシフトに対応した5pin接点になっていますが(200〜230AFの5pin接点とはピンの位置が違います)、TLA 280は接点もそのまま。高いTLA 280より、CS-250AFを探したが安くて....いや、どう考えてもこっちの方が個体数がすくないですね(笑)。

 意外と知られていないのですが、京セラAFシステムのオプションはCONTAX MFシステムとほぼ共通です。アイカップやアングルファインダー、マグニファイア、ケーブルレリーズ等はCONTAXブランドのMFシステム向けが純正となります(AFのNシステムは何故か更に微妙に違います)。

“CS-250AF”の主な緒言

ガイドナンバー:85mm時GN.32/50mm時GN.27/35mm時GN.25/28mm時GN.21(ISO100フル発光時)
寸法(D×W×H):95×70×108、重量(g):235(電池別)
発光モード:TTLオートストロボ、ストロボマニュアル(光量3段切り替え)
照射角度:28mm、35mm、50mm、85mmレンズの各画角をカバー
バウンズ:上方向0〜90°
AF補助光:EV3以下で自動発光 約1〜5mまで即距可能
フィルム感度連動範囲:ISO 25〜400

 川崎市・コンノカメラにて入手。


at: 2002/12/21(Sat)
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