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F60 “AF 35-70mm f:3.3-4.5 MACRO”
(Prototype AF Vario-Sonnar f:3.3-4.5 MACRO for CONTAX AF?)


“AF ZOOM 35-70mm f:3.3-4.5 MACRO” F60

 京セラAFシステムの標準ズームレンズ、35-70mm f:3.3-4.5 MACROです。Vario-Sonnarをベースにしているとか、色々噂が絶えませんが、どこでも共通して言われているのは「万能」!
 無理のないズーム比で標準常用域をカヴァーし、MACRO領域でも難なく使え、描写もZeiss並の情報量の豊かさで一度使うとやめられない、とまで言われています。

 某巨大掲示板の京セラ・レンズ・スレッドで見たんですが、どうもこのレンズははやりYASHICA/CONTAX AFマウント(というのが試作だけですがあったんです)のVario-Sonnarとして開発されていたようです。
 ヤシカのレンズは富岡光学だけではなく、この目撃事例が世田谷だそうなんですが、一部世田谷光機(マミヤのレンズ部門。あ、でもこのころはマミヤに再統合されてたかも)でも生産されていた関係もありますし、世田谷光機が開発したのかもしれませんね。
 Vario-Sonnarとして開発されたのでしたら、素性が良いのは理解できます。意外とコーティングも明記はないものの、T*だったりして(^^;。

 でもそうなると、なんで試作済みだったAF Planar 50mm f:1.7(Planar 50mm f:1.7がそのままAF化されていて、KYOCERA/YASHICA AF 50mm f:1.8とはエレメントがまるで違います)や、AF Distagon 35mm f:2.8、AF Sonnar 135mm f:2.8のKYOCERA/YASHICA AFマウント版を出さなかったんだろうと、不思議に思います。

 YASHICAブランドの輸出向けを入手したため、KYOCERAブランドの物とほぼ同じ文面で新たに起こしました。画像はYASHICA 230AF Superに装着したYASHICA LENS AF 35-70mm f:3.3-4.5になります。

《レンズ緒言》
構成:7群8枚
画角:63°〜35°
最短撮影距離:33.0cm
最小絞り:f:22
フィルタ径:φ52mm
寸法:φ67mm×59.5mm
重量:250g
国内定価(当時):\31,000
レンズナンバー:F60xxxxx

 e-Bay(DE)にて落札、入手。


at: 2005/07/17(Sun)
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