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Lens Hood GA-11,GA-21,GA-31,GA-41


“専用レンズ・フード GA-11,GA-21,GA-31,GA-41”

 京セラ/YASHICA AFシステム向け別売り専用レンズ・フード(初期ラインナップ向け)。

 対象は、GA-11(手前左側)がAF50mm f:1.8およびAF 35-70mm f:3.3-4.5 MACRO、GA-21(奥左側)がAF 70-210mm f:4.5、GA-31(手前右側)がAF 80-200mm f:4-4.8、GA-41(奥右側)がAF 75-300mm f4.5-5.6 MACRO専用となってます。
 国内ではほとんど流通してないため、京セラ・ブランドのパッケージはまずお目にかかりません。わたしも所持しているのはたまたま錦糸町のヒカリ・カメラの珍品アクセサリの棚に紛れ込んでいたGA-11のみです(パッケージが京セラ/赤ラベルのモノが国内流通品)。

 ところで、一般的なレンズ・フードはラッパ型で先に行くほど開いているタイプや単なるストレートな円筒形が多いのですが(最近のAFズームレンズは切り込みの入った花型が増えていますが)、このレンズ・フードはチューリップ型と言われる先細りタイプです。つまり、画像の下側がレンズ装着側で上が先端になります。

 GA-11とGA-21は今でも割とオークションなんかに登場するんですが(ただし、海外)、GA-31と41は入手困難の極みです。かくいう私も、最後のGA-31の入手が困難を極め、京セラAFシステムの収集を始めてから足かけ8年かかりました。
 しかし、このレンズ・フード、フォーカス・リングの外側の溝にはめ込むタイプなので、取り付けるとマニュアル・フォーカシングが出来ないという致命的な欠点があります。
 また、初期のラインナップ全部に対応しているわけではなく、広角系(寸法が合ってるので、GA-11は装着可能ですが、ケラれて周辺が落ちます)やAF 28-85mmやAF 35-105mmには対応していません。ただ、これらのレンズにもフード装着用の溝があるので、商品化の予定はあったと思われます。

 これが後期のシグマOEMのシリーズになると標準でレンズフードがバンドルされています。ただし、逆に中古品などで欠品していると入手は非常に困難というジレンマに陥ります。

 e-Bay、その他より入手。


at: 2008/02/03(Sun)
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