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TAMRON ADAPTALL-2 CUSTOM MOUNT for MZMIYA ZE


“ADAPTALL-2 for MAMIYA-ZE”

 MFレンズではマウント交換でほぼ全てのカメラ・マウントに対応したタムロンのアダプトール2マウント。
 その中でもかなり珍しいマミヤZEマウント向けのモノです。
 生産台数も少なかったようで、意外と早くラインナップから消えました(ウチにあるのはその中でも更に珍しい後期型パッケージだったりします)。

 マミヤZEマウントは電気接点でレンズ情報をカメラに伝達するため、簡易的にエミュレートするプリセット・スイッチが付いています。
 なお型式が57C"B"なのは、それ以前にMAMIYA NCマウント向けの電気接点の無い"57C"があったからです(日本で販売されたかどうかは不明)。
 構造もかなり複雑なので、アダプトール2の中では結構高かった記憶があります(一番高かったのは確かリコーXR-P用)。

 以下はスイッチの設定。実は取説を紛失してしまっていて、自分自身の備忘目的でもあります。

 解放F値設定スイッチ(丸点指標:6段階)
 F:5.6/赤 F:4.5/橙 F:3.8/黄 F:3.5/緑 F:2.8/青 F:2.5/白
 当時のタムロンのMFレンズの最大解放値がF:2.5までしかなかったため、F:2.5より明るいレンズは白に合わせることになる。
 焦点距離でF値が変動するズームレンズの場合は広角側のF値に合わせることになる。

 焦点距離情報設定スイッチ(直線指標:4段階)
 赤/28-300mm 黄/200mm〜500mm 青/70mm〜350mm 白/24mm〜105mm
 レンズの焦点距離情報を設定するが、該当しない場合は白か赤に合わせておけば大きな問題はなさそう。
 解放F値設定スイッチはF値順に並んでいるが、焦点距離は帯域順ではない。帯域順だと白→赤→青→黄の順番になる。

価格(当時):\7,000


at: 2009/2/8(Sun)
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