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COSINA C1s


“COSINA C1s”

 コシナ・ブランドの一眼レフでは最後のモデル。
 とは言っても、カタログ・モデルではなく、コシナの通販直販か、東京界隈のコシナと関係の深い中古カメラ展などで細々と売られていたので、知らない人も多いかも。
 同じ系列のC3も日本では正式には販売されていませんが、どういうわけか取説には日本語が記載されています。

 別のページで酷評していますが、コストダウンのやり過ぎというか、フィルム・ガイドまで樹脂製にという。
 ただ、さすがにマウントは金属製で、このあたりがコシナの拘りではないかと考えています。

 実際の使用感ですが、チープな割には基本はしっかりしています。カメラなんかコレで充分だよなぁ、と思わせる不思議な安心感がありますね。
 まぁ、安いのでミラーショックやシャッタ音が大きいのは致し方がないところ。
 惜しむらくは、出荷台数が決定的に少ないので、安いのにも関わらず、希少品というのが(^^;。逆の意味で恐くて使えません。

 で、コシナとリコーのカメラの歴史を比較すると、どうも、C1からC3までは元々コシナのダイキャストをベースにリコーが開発したボディを委託生産先のコシナが自社モデルに転用したような部分が見られます。
 まぁ、真相を知ってるのは当時の開発/営業担当者あたりだけでしょうけどね。

 主な緒言は以下の通り

外寸(D×W×H):58mm×138.5mm×88mm、重量:370g
シャッタースピード:1/1000〜1、B、シンクロ:1/60(sec)
ファインダー:視野率 93%、倍率 0.84倍
フィルム感度設定:(手動)ISO 25〜1600
定価(当時):\--,---(直販価格は確か2万円台)


at: 2009/02/08(Sun)
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