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Panasonic COOL SHOT KXL-600A-N
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“COOL SHOT KXL-600A-N”
パナソニックはいまでは“LUMIX”ブランドでデジカメ市場のトップシェア争いをしていますが、一度デジカメ市場から撤退したことはあまり知られていません。
これは撤退する少し前に販売していた当時の九州松下電器製の30万画素級のデジカメ....というか当時のニュアンスではスチル・ヴィデオ・カメラです。
当時は「松下電器産業」本体ではデジカメは生産してなく、系列子会社の九州松下電器（現：パナソニック・コミュニケーションズの九州地区）や、松下寿電子(現：パナソニック四国エレクトロニクス、当時は輸出向けのカムコーダーを生産していた)が細々と開発／販売をしていました。
フィルム・カメラは松下電子工業（現：パナソニック・ライティング社）系列のウエスト電気（現：パナソニックフォト・ライティング）で生産していましたので、リソースの無駄遣いとしか言いようのない事業形態でした。
固定焦点で、操作はいたって簡単。素通しに近いファインダーの中に撮影したい被写体をとらえて、レンズの下に位置するシャッター・スイッチを押すだけ。
画像を見ればわかるとおり、本体だけでは再生出来ません。別売りの1.8型液晶モニターが必要になりますが、結構良い値段がしたので、入手していません(^^;。
今となっては入手は不可能でしょうね。
主な緒言は以下の通り
外寸(D×W×H)：69mm×25mm×134mm、重量：140g（電池除く）
レンズ：固定焦点式 5群5枚 5.2mm f:2.8
最短撮影距離：50cm（マクロ時：13cm）
シャッタースピード：1/4000〜1/15(sec)、撮像感度：不明
ファインダー：実像式
記録画素数：640×480、320×240 pixels
定価（当時）：\49,800
国内発売：1997年3月
ちなみに、撮れる写真はこんなかんじ。写真というより、粗いヴィデオ画像ですね。
at: 2009/2/17（Tue）
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