OLYMPUS OM2000
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“OLYMPUS OM2000”
新興国向けに販売されていたコシナCT-1ベースのオリンパスでは非常に珍しい社外調達一眼レフ。日本では1997年発売。
キヤノンT60は中身もプラですが、OM2000は中身はアルミダイキャスト。剛性が全然違います。 OMシリーズでOMと数字の間にハイフンが入るのは一桁モデルのみですので、このモデルもご多分に漏れず、ありません。
ベースは至極オーソドックスな中央重点式TTL測光の機械式一眼レフですが、このモデルだけスポット測光モードが追加されています。
コシナのボディがベースのため、OMシリーズの特徴でもあるレンズマウント面にあるシャッタ速度のダイヤルは、ペンタプリズム横のまま。更にフィルム巻き上げノブを畳むと機械的なシャッタロックがかかる機構はそのまま活かされています。
シャッター自体は廉価版一眼レフで多用されているコパル・スクウェアなので、バッシャンというシャッター音はそのままですし、ミラーにブレーキを入れるような余裕は無いので、ショックも結構大きいです。
まぁ、これはベース・モデルに起因する物なので、仕方がないですね。ただ、製品としてのクオリティーはCT-1系でもかなり高い方ですね。
オークションや中古屋でも結構強気の価格設定が多いのですが、入手価格はなんとたったの$31でした(送料入れても$50ちょっと)。
主な緒言は以下の通り
外寸(D×W×H):51mm×138mm×87mm、重量:430g
シャッタースピード:1/2000〜1、B、シンクロ:1/125(sec)
ファインダー:視野率 93%、倍率 0.84倍
フィルム感度設定:(手動)ISO 25〜3200
国内販売:1997年7月
定価(当時):\50,000(S ZUIKO 35-70mm f:3.5-4.8付き)
at: 2009/08/01(Sat)
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