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REVUE X-4M MULTIPROGRAM


“REVUE X-4M MULTIPROGRAM”

 ドイツの通販メーカー・ブランド、"REVUE"向けにOEMされた、MAMIYA ZE-Xです。
 まぁ、とにかく“REVUE”ブランドの節操の無さは特筆物です。
 ここ最近はコシナのKマウント機が主流だったんですが、知ってるだけでも、PRAKTICA SCREW(M42)、PRAKTICA B、PENTAX K(CHINON、RICOH、COSINA)、YASHICA/CONTAX、KONICA ARとまさに多彩。
 その中でも異色中の異色が、このMAMIYA ZEマウントのX-4Mです。ZEマウントはこの他にも、ZEベースのREVUE AMがあります。

 基本的にはZE-Xと同じなんですが、グリップを兼ねるセルフタイマー・スイッチの色がオリジナルの黒では無く、赤になっているため、MULTIPROGRAMの赤い文字と共にアクセントとしても効いていて、ZE-Xよりぐっと精悍な顔になっています。

 画像ではマミヤ純正のワインダーを装着。こうなると純正のリワインダーと左手用レリーズ・グリップも欲しくなります。
 レンズもMAMIYA-SEKOR銘じゃなく、AUTO REVUENEON銘(MAMIYA-SEKORとオオサワのZEマウントのレンズが、AUTO REVUENEON MCE/MCFとして何本か出ています)のが欲しくなりますが....。

 アクセサリ関係も、ワインダーとフラッシュ・マチック用のストロボは供給されていたのがわかっていますが、左手用レリーズ・グリップやZE-X専用のリワインダーまで供給されていたかは不明です。

 MAMIYA ZE系のクローンは、REVUE X-4MもREVUE AMも比較的容易に入手可能ですが、ZMベースのVoigtlaender Bessamaticというとんでもないモデルも存在します。さすがにこれは試作並の数しか出ていないので、入手はムリでしょうね。

(2009/07/04:画像入れ替え)
 レンズをSEKOR EF 50mm f:1.4からAUTO REVUENON MCF 50mm f:1.4に変更。左用レリーズも付けました。この左手用レリーズですが、ボディ側の吊環のネジが欠品でグラグラだったので、市販のネジを付けましたが、M3の12mmという特殊な長さなので(ホームセンターなんかで売ってるのは10mmと15mm)、ちょっと捜すのに苦労しました。

(2009/11/22:追記)
 ブランド名の“REVUE”ですが、これは英語の“REVIEW”に相当します(英語の“REVUE”は宝塚歌劇団なんかがやる舞台パフォーマンスのレビューの意味です)。
 で、読み方なんですが、ドイツ語読みのカナ表記では「リフエ」が一番近いようです。
 カメラ好きの間では色々な説があったんですが(素直にドイツ人に聞けばいい物を)、大阪・梅田にある日本の写真機店では老舗中の老舗である、八百富写真機店のWebサイトにこの読み方が。
 いやー、目から鱗でしたね。わたし、学生時代の第二外国語はドイツ語を選択していたんですが、確かにそう読めます。

 主な緒言は以下の通り

寸法(W×H×Dmm):138.5×89×50.5、重量:470g
シャッター速度:1/1000 - 22秒(AE、表示は16秒まで)、1/1000 - 8秒(手動)、X(1/60)、B
ファインダー:視野率93%、倍率×0.86
フィルム感度:6-3200(手動)
価格:\--,---
(ちなみに、ZE-Xは\81,000! 同じクラスのCONTAX 159MMは、1/4000のシャッタで\89,000)
国内発売:X-4Mとしては、なし


at: 2004/08/9(Mon)
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