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SL-Xenon 50mm f:1.8
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Schneider Kreuznach “SL-Xenon 50mm f:1.8”
Schneider Kreuznach製Rollei QBMマウントのクセノン 50mm f:1.8です。
ローライQBMマウント版のシュナイダー製のレンズは、このSL-Xenonの他に望遠の135mmのSL-Tele Xener、広角35mmのSL-Angulon（これは超レア）がありますが、いずれもQBM初期のマウントでVSL3-EやRolleiflex SL35Eでは解放でのAEが使えません。
マニュアル操作の場合、自動絞りは効きますが、露出を決めるためには絞り込みレバーで一度絞り込まなければなりません。
まぁ、ちょっとまどろっこしいですが、露出を決めた後、解放でピントを合わせることが出来るので、そこそこ使えます、とここまではTele-Xenarとほぼ同じ。
時代背景はあまりきちんと調べていないのですが、時期的にはPlanar 50mm f:1.8が出るまでの間の廉価版標準レンズの繋ぎとしてリリースされていたようです。
わたし自身はコレの他にSamsung MFマウントのXenon 50mm f:1.4を持っているので同じXenon同志でどのくらい違うのか比較してみたいと思っていました。
で、まぁ、e-BayにRolleiflex SL35と一緒に出ていたコレを入手したんですが、まぁ、価格相当というか、ボディ込みで\5,000くらいでしたので、あまり悔しい思いはしておりません。そのくらい平凡で甘々な描写のレンズです。
別のサイトにColor-Ultron銘のシンガポール製のPlanar 50mm f:1.8との比較写真を載せたんですが、同じ条件で撮影しても線解像度がかなり違います。
ちなみに、シュナイダーからレンズ供給がされていたのは初代SL35の時期なので、ボディ側に合わせて（SL35はQBMとTMの2種類あります）少数ですがM42マウントのものも存在します。
《レンズ緒言》
構成：4群6枚
画角：45°
最短撮影距離：45cm
最小絞り：f:16
フィルタ径：φ49mm
寸法：φ62mm×39mm
重量：234g
国内定価（当時）：\--,---
at: 2005/04/04（Sun）
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