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YASHICA FX-D SE Quartz


“YASHICA FX-D SE Quartz”

 “SE”は“Special Edition”の略で、どうやらCONTAX 137MD/MAのYASHICAブランドのカウンター・モデルとして用意されたもの“らしい”です。
 通常のFX-Dとの大きな差異はワインダーが標準装備ということと(まぁ、バラ売りされて、ワインダーと泣き別れの個体も多々あるようですが)、それに伴いCONTAX 137や167のようなマグネット駆動の機械式フィルム送給インジケータが追加されていること。あと外からは見えないところでフォーカシング・スクリーンが水平スプリット+マイクロプリズムから、斜めスプリット+マイクロプリズムになっている点(ミラーボックスのサイズから勘案すると、159MM用のFT-3を流用しているのでは? と思ってますが)です。

 ボディ・カラーは通常のFX-Dと同様にクローム・シルバーとブラック。海外のYASHICA研究サイトにはクロームだけとか、ブラックだけとかありますが、ご覧のように両方有ります。
 取説もFX-DとFXワインダーのものにSEで追加されているパーツを説明する1枚モノのペラ紙が追加されています。残念ながら日本では未発売のようです。

 主な緒言は以下の通り。

外寸(D×W×H):50mm×135mm×86mm(ボディ)、重量:460g(ボディ)
          :50mm×135mm×122mm(ワインダー込み)、重量:685g(ワインダー込み、電池別)
シャッタースピード:1/1000〜1(sec:Manual)〜11(sec:Auto),B、シンクロ:1/100(sec)
ファインダー:視野率 95%、倍率 0.86倍
フィルム感度設定:(手動)ISO 25〜1600
専用ストロボ:CS-201 Auto
定価(当時):\--,---
国内発売:無し(海外は1983年の模様)


というわけで、FX-D SEの元箱(実は、箱だけ買ったという(^^;))。この中に専用バッグと一緒に同梱されていたようです。

at: 2003/12/30(Tue)
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