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なんとDSBでは一番小さい“DSB 24mm f:2.8”


DSB 24mm f:2.8

 主に米国で販売されたモノコートレンズの超広角(当時)DSB 24mm f:2.8。なんとDSBシリーズではサイズが最小。

 広角系単焦点では珍しい他社調達品で、べースはRMC Tokina 24mm f:2.8です。TokinaはRMCとあるように、マルチコートですが、このレンズは前玉の反射が若干きつく、モノコートのようです。
 刻印の入り方も他のヤシカ・レンズと字体などがちょっと異なります。
 あと特徴的なのは最短撮影距離で、通常ヤシカの広角系は30cm止まりなんですが、一割短い27cmとなっています。もっとも、広角での近接域の3cmっていうのはあんまり意味ありませんけどね。

 試写はしたんですが、肝心のポジがどこかへ行ってしまって(新神戸駅で撮影したひかりレイルスターだったんですが)。
 ファインダーを覗いた限りでは、ML 24mm f:2.8より、糸巻き型に収差が大きいようです。それと、モノコートなので、ガラス面の反射が結構大きいので逆光だとゴーストが派手に出そうですね。

 ちなみに、別ページにあるHOYA HMC 24mm f:2.8も同じエレメントです。

《レンズ緒言》
構成:8群8枚
画角:84°
最短撮影距離:27cm
最小絞り:f:16
フィルタ径:φ52mm
寸法:φ62.5mm×38.5mm
重量:220g
国内定価(当時):\--,---


at: 2004/04/17(Sun)/2009/2/16(Mon)改稿
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