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非常に細長い古式愉しきズームレンズ、“YASHICA DSB ZOOM 70-210mm f:4”


YASHICA DSB ZOOM 70-210mm f:4

 二回り以上大きい“YASHINON Zoom 75-230mm”からの発展系と思われ、非常に細長いのが特徴です。最近のズームレンズと比較すると、とても短焦点側が70mmとは思えない長さです。

 DSBなので、モノコートで、コーティング自体はアンバー系のようです。斜めから見るとちょっと黄色っぽいですね。
 バレルが長いため、重量もそこそこあります。性能的にはイマイチかとは思いますが、DSB系は日本では入手自体が結構難しいので、珍品には変わりないですね。
 最短撮影距離は2.5m。テレ側の210mm時はまぁ良いんですが、70mm側で2.5mというのはちょっと辛いですね。また、簡素化のためにマクロ機構もありませんので、使い回しが結構難しいレンズです。
 救いといえば、ズームレンズには珍しく、フードが内蔵されていることですね。結構深いので、効果はあると思いますよ。

《レンズ緒言》
構成:10群14枚
画角:34°〜12°
最短撮影距離:250cm
最小絞り:f:22
フィルタ径:φ58mm
寸法:φ65mm×165mm
重量:690g
国内定価(当時):\--,---


at: 2004/02/16(Mon)
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