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Distagon 21mm f:2.8 T*への繋ぎ? “ML 21mm f:3.5”
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YASHICA ML 21mm f:3.5
Distagon 21mm f:2.8が出るまでは一般的には20mm級のレンズがコレしかなかったため（20mm f:3.3はドイツだけで販売されたようですし）、結構珍重されていましたし、ヤシカのレンズでは今でも中古価格が新品より高い数少ない物のひとつです（これの他は、ML 55mm f:1.2とML Fish-Eye 15mm f:2.8、ML 50mm f:1.4 & 1.7くらいですね）。
描写はDistagon 21mm f:2.8とはまるで逆方向で、硬い調子のようです。そのため、カラーよりはモノクロので使う方が良い結果が出るようです。
外形寸法はML 20mm f:3.3とほぼ同じなので、YASHINON 20mm f:3.3用の角形フードも使えるようです。
（2004/07/10）作例追加
旧・国鉄／のと鉄道、輪島駅ホーム。2001年3月に廃止になった路線で、駅舎は「道の駅」とバス・ターミナルとして観光スポットにもなってますし、なんとJR西日本のみどりの窓口も残ってます(^^;（「みどりの窓口」として営業しているかどうかは未確認）。
ホーム跡の壁にある駅名表記版はJR時代から残っている本物ですが、のといちのせとシベリア表記の駅名表示板は当時あったものの再生レプリカです。
こうして平行な直線が何本もある構図だとレンズの収差がモロにわかりますが、かなり優秀に補正されていて、とても21mmとは思えないでしょう?
こうなるとDistagon 21mm f:2.8と比較してみたくなりますが、とてもおいそれと買える値段では(^^;。
（作例データ）
Kodak E100G, f:8, 1/10, CONTAX AX
《レンズ緒言》
構成：8群12枚
画角：91°
最短撮影距離：30cm
最小絞り：f:16
フィルタ径：φ72mm
寸法：φ75mm×54mm
重量：370g
国内定価（当時）：\42,500
at: 2004/06/27（Sun）
Copylight 2003-2009 by Masanori Okie
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