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最終版“ML REFLEX 500mm f:8”
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YASHICA ML REFLEX 500mm f:8
初期型のREFLEX 500mm f:8から大幅に小型軽量になったY/Cマウント版レフレックス・レンズの後期型です。
てっきりRMC Tokinaと同じと思っていたのですが、どうも違うようです。スペックを書いているサイトでもあれば比較出来るので良いんですけどね。
RMC Tokina 500mm f:8は後にケンコーが販売した韓国製の500mm f:8（今は亡きSamyang製）ともかなり違います。
非常にコンパクトなレンズで、Mirotar 500mm f:8 T*と比べるとかなり小さいです。ただし、レンズとミラーの構成はMirotarが4群6枚なので、小型化の為に中間補正群を持つこちらの方がぐっと贅沢な構成ですし、最短撮影距離も2.5mとMirotarの3.5mを寄せ付けません（さすがに、Tokinaの1.5mには負けますが）。
わたしが入手したものは、デッドストックの新品で未使用品。アクセサリ類も未開封で、よくこんな物が残っていたなと驚きです。箱のデザインも古いタイプの物ですし、緩衝材無しのレンズケース入りタイプのものなので、少なくとも京セラとの合併前に生産されたものです。
小型軽量のためか三脚台座が着いていないので、カメラ側で支える必要がありますが、Planar 85mm f:1.4よりも軽いので、流石に苦にはならないと思いますね。
あと、REFLEX 500mm f:8ではレンズ・フードが組み込みスライド式だったのですが、さすがにめいっぱい小型化したためか、ねじ込み式になっています。このレンズ・フードの仕掛けがTokinaと似ていて、別作りのネジリングがフードに組み込まれていて収納時と使用時にそれぞれ逆向きにねじ込む事ができるようになっています。
《レンズ緒言》
構成：6群8枚
画角：5°
最短撮影距離：250cm
最小絞り：f:8固定
フィルタ径：76mm（ただし、専用差し込みフィルタ必須）
寸法：φ78mm×87.5mm
重量：470g
国内定価（当時）：\72,000
at: 2005/04/10（Sun）
Copylight 2005-2009 by Masanori Okie
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