| “鷹の目”Tessar 45mm f:2.8 T*
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“Tessar 45mm f:2.8 T*”
YASHICA/CONTAXマウントのレンズでは最小最軽量。
画像のレンズは初期のAEタイプ。AEタイプはフォーカス･リングに緑の三角形の指標があり、絞りを8にして、この三角形を8の位置に合わせることにより、パンフォーカスレンズとして使うことが出来ます。MMタイプでも光学系の仕様は一緒なんですが、この緑の指標は省略されています。
Tessarタイプのレンズの宿命として、絞り値で焦点面がずれるという特性があるのですが、このTessar 45mmは欠陥と言えるほどにそのずれ量が大きいため、クセを掴まないと後ピン写真を大量生産することになります。まぁ、ピント合わせ時に絞り込めば良いんですが、暗くなるとちょっと無理ですからねぇ。
でもピンが来ると、「鷹の目」にふさわしい切れるようなシャープな絵になります。
画像ではハンザの距離計連動式L39-C/Yマウントアダプタを噛ませているため、結構分厚く見えますが、実際の厚みは2/3くらいです。
また、初期のAEタイプは新品でも\20,000だったんですが、MMで再発売されたときは一気に倍近い\37,000に値上がりしました。まぁ、\198,000から\370,000になったPC-Distagon 35mm f:2.8 T*に比べればマシですが。
《レンズ緒言》
構成：3群4枚
画角：50°
最短撮影距離：60cm
最小絞り：f:16
フィルタ径：φ49mm
寸法：φ60mm×18mm
重量：90g
国内定価（当時）：\20,000(AE)/\37,000(MM)
at: 2004/01/09（Fri）
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