観測地点 東経 北緯

1999年 8月 アンテナ方向

埼玉 139.24 36.06 南←→北方向
横浜(現在連絡なし) 139.64 35.44 西←→東方向 & 南←→北方向

(但し現在のアンテナは他の方向でも入感は有り、入感方向の完全限定は行なっていない。また人為波でも記録され得る。)


埼玉中北部地点

1999年 8月24日 17:32〜18:39 実験開始以来、初めて雷性と考えられる入感記録が出ました(まばらにポツリポツリと 5行)

入感した各行の時刻の間隔が約20分程度もあり(5分のことろもあるが)、まばらにぽつりぽつりと入感していることがわかる。しかも通常見られるMW表示は優勢でなく、5行中4行がLF表示である。

(8/24夜掲載)


<特記事項> (記載順序は上程新しい)

8月24日 23:25記載本日24日の夕方は、群馬、栃木、埼玉、東京、神奈川、千葉など関東一帯が激しい雷に見舞われ、各地で大雨洪水警報がだ出されたり、交通機関のダイヤが乱れたりした。当地小川町でも雷雨は激しかった。特に、上記入感している時間帯がまさにそれに当たっていて、上記入感記録は完全に雷に同期した入感であることがわかる。これまで地震性の場合の特徴である少なくとも数行以上ほぼ連続した時刻で記録が出ていたのに比べて、雷性の場合にはこのように散発的にポツリポツリとした記録が出るのが特徴のようである。ただしこの時間帯は、管理者が在宅しておらず、放電との距離や検知機の画面を直接確認できなかったため、雷放電が起きた時刻にちょうど出た入感記録かどうかは不明である。

この事例を以って、以前に、

# <参考>入感してきたときの天候としては、さっと見たところで
# 晴天の時 70〜80%
# くもりの時 10〜20%
# 雨の時  〜5%
# 雷の時  完全に0%
# である。このいずれの場合でも顕著な地震活動との相関が認められた。

このように書いた点は、少なくとも現状で

# 雷の時  〜2%

と改めます。これまで「今井式には雷電磁波が全く入感しないのだ」としてきたのは、今回のデータから明らかに間違いであったと言わなければならない。やはり多数のデータが集積しなければ決して結論は出せない、と認識を改めなければならなかった。

これまでも激しい雷雨は何度もあったのに全く入感が無かったことはそれはそれで事実であったが、今回 8/24の場合には初めて入感記録が出たことはどのように解釈すればよいだろうか?このように明らかに雷性のノイズが検知機に入感することは確かだが、その可能性として、

(1)内蔵PCや回路の誤動作
(2)雷電磁波の強度の違い
(3)放電(波源)場所の違い

などが考えられる。しかし(1)については 8/12のやはり雷雨のときに停電が起きたりしたときも、翌8/13の真上に近い激しい雷鳴のときにも誤動作は起こさなかったのでやや考えにくい。(2)、(3)の可能性が高いと思われる。(3)については、アンテナの感度特性がいわゆる8の字特性と言われるものであるため、これまでの雷が皆東西に近い方向での落雷ばかりで、今回も場合だけがほぼ南北方向にそろった方面で落雷したという場合には説明できることにもなるが、これまで何回も雷雨はあったので、それがそのようにいつもいつも方向がそろった方面でしか落雷しなかったということにはやや疑問が残るとは言えるが、全くないとは言えないであろう。そうすると(2)が最も考えやすいが、今後これらを明瞭に分離できる方法があればよいと思う。たとえば(そういうものがあればだが)雷専用の雷電磁波感知器が必要になるのか?

しかしこれで今井式にも雷は入感することがわかった。つまり、この検知機にも普通の気象などによる自然電磁波でも、確かに入感し得るのであって、まったくそれらが影響しないということではないことはわかった。しかし、それがどれだけの阻害要因になるのかについてはあまり悲観する必要を感じていない。なぜならば、

・少なくとも「雷電磁波かどうか」だけは少なくとも「雷鳴が聞こえる程の雷に同期しているかどうか」だけで識別可能であろうこと
・しかも雷が入感する場合はそれが非常に強い電磁波を出す場合に限られれていそうだということ

から、今後入感してくる電磁波が「地震性」かどうか判断できなくなるほど雷には神経質にならなくてもよいと思われるからだ。


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