５月２２日（水）秋田の川
普通の人ならば、仕事をしている水曜日、なぜか、みみさんと私は川へ向かっていた。
（みみさん、会社休ませてしまってごめんなさい）
白神山地あたりを水源とするこの川は、本当に最高である。
東京に住む俺は、小学校２、３年をここ秋田で過ごした。
そのころの川での思いでが３０を過ぎた自分の最高の想いでになっている。
いつも来たくなってしまうのである。この川沿いには従兄弟も住んでおり、縁のない川ではない。
だから年券を購入した。（笑）ちなみに一日５００円。年券で４０００円である。

さて仕事をさぼって釣りをしているこの二人は、コンビニで握り飯を買い、川へ向かった。
林道を登り、きれいな景色をながめ進むのであった。
やっぱり秋田、人がいない。
だけどここ数年、雑誌、新聞、メディアの普及により県外ナンバーの車が多くなったそうだ。
休日となると、遠方から結構くるらしい。

みみさんのタックル。カプラス＃３ リーダーティペットは４ｘ。
これにいつものデカフライを迷わずつけていました。
わたしは、オリジナルの竹竿＃３に６ｘ。とりあえず、＃１２のコンパラダン。
入渓してすぐに、みみさんのフライに魚が出てきたがのらない。
わたしはちょっとばかり粘ったが、みみさんのひとこと、「ポイントはいっぱいありますから・・」のひとことで、釣り上がった。
なんかワクワクするなぁ。
イワナのいるこの渓は、多少放流しているもののそれほどの漁は放していないらしい。
とくにヤマメは放していないので釣れれば天然くんだそうだ。
しばらく釣り上がっていくが、反応なし。みみさん曰くこんな日は珍しいそうだ。
途中、さすがみみさん、すかさずキャッチ。
わたしはなかなかとれずに、そのうちライズを発見することができました。

それで２５には満たないと思いますがそこそこのイワナちゃんをゲット！最高です。
そうはいっても、魚は結構、顔を出してくれ、キャッチできたのは５つ。
乗せることができたら余裕の２桁かな（笑）

みみさん、どうもありがとうございました。

５月２３日（木）秋田の沢
午前中に墓参りをすませ、多くの買い物をすませた俺は、１４時過ぎからやまめのいる沢に入った。
ここもいい！
そこそこの川幅のあるこの沢は、石ころが多く、ぴょんぴょん跳ね上がっていけば楽しみ倍増。
ちょっとした落ち込みや縁には必ずといっていいほどヤマメがついている。
ただしサイズがちょっと小さいんだよね。
昼さがり、気楽に遊ぶにはいい感じでした。
とにかく魚がいる。きっとだれも来ないし、やらないんだろうなと思いつつ、釣り上がりました。
なによりも景色がいい。最高です。
そろそろ帰らなきゃと、入渓したところまで戻りました。
ふと時計を見ると、まだ時間あるじゃん！
本流に戻り、強い流れの中、エルクヘアカディス＃１２を投げると２０くらいのヤマメが顔を出してくれました。

この日の晩、従兄弟の大館市内の「比内屋」でいっぱいやりました。
ここは日本一ともいわれる地鶏、「比内鶏」の料理を出してくれます。
焼き鳥はもちろん、鳥刺、特製親子丼、比内鶏の卵を落としたつくねも最高でした。

ただし、地鶏だけあって少々高いですよ。
どうですか？秋田に行きたくなりませんか？

＃そうそう地鶏のことならば、みみさんに聞けばバッチリかも

５月２４日（金）秋田の川
最終日。AMだけ釣りに行こうと思い、先日みみさんにご一緒いただいた渓へ。
実は「尺」ねらい（笑）
リーダーを６ｘから５ｘに変更。フライも＃１０〜＃１２くらい。
この日は暖かく、最高の天気でした。
今日は時間もないので、どんどん釣り上がることにしました。
はじめカディスを使いやっていたのですが、ぜんぜんだめ。
コンディションは先日より悪かったです。
魚がでない。本当に出ない。
この日、家に帰ってわかったのですが、大きな「氷」が降ったそうです。
川では天気なのに霧雨が降ったし、なんか変な感じでした。
ひょっとしたらこんなことも関係していたのかな？水温は１２度。
８時半くらいから釣りはじめ、ぜんぜん魚が顔を出してくれません。
なにを思ったのかホワイトウルフ＃１0に変え、どんどん釣り上がります。
１１時くらいかな、初めて魚が顔を見せてくれました。
「バシャ！」
乗った！やったと思い、ラインをたぐり寄せます。竹竿が曲がる。
流心で出たこの魚は、どんどん走ります。でかい。
うれしいと思ったこのイワナは残念ながら尺届かずの２８ｃｍでした。
そうはいっても最高でした。
この日、結局、３つほど釣ることができ、昼過ぎには川からでました。
車までの道を、ばあちゃんのにぎってくれた握り飯を食べながら最高のときを過ごしたのでした。

今度、行くのはいつにしようかな・・・。

すーぱーみみさんには本当に感謝感激です
ありがとうございました。