2006年7月28日(金)午前中 天気 曇のち雨
秋田 早口川
実に5年ぶりの秋田。今回はちょっと早い墓参りと、89歳の爺ちゃん婆ちゃんに会いに行くことが目的だ。うちの奥さまは仕事なので、僕ひとり、650kmの道のりを走った。
そうは言ってもここまで来て川に行かないわけにはいかない。
ガソリン高騰で燃費走行をし、今回は早口ダムの上を目指した。
舗装道路がなくなり、林道に入り約40〜50分走った。数年ぶりの秋田の川だ。今回は車高の高い車で来たので楽々の走行だ。道路は水溜りがいっぱいで、普通の車高の車ではちょっと辛い。以前、乗っていた車の腹のカバーは壊れ、秋田のカーディーラーで修理してもらったこともある。
DRYで釣り上がる。#16のダンパターンだ。なかなか出ないがそのうちに岩魚が顔を出してくれた。うれしい。
川の底は結構コケが多く、お約束でスッ転んだ。足腰が痛む。
そのまま釣り上がって行くと人と出会い、今日はこれで終了した。林道まで出ると関東のナンバーの車が停まっており、こんなところで出会いたくなかったと思った。
帰りは時々見える川を見ながら舗装道路までゆっくりと走った。カモシカ、リスといろいろな動物とも出会った。♪クマさんに出会ぁった〜。なんてことがなくてよかった。
林道が終わると漁協の方と話をすることができた。もちろんバリバリの秋田弁。僕はすべて何を話しているか分かるが、東京の人はきっと分からないと思う(笑)
土日になると結構、林道を登る車が多いようだ。
ほとんどが入漁券を購入していないので、お願いして巡回しているようだった。
ダムまで、そしてダム上には結構魚が入っているようだ。釣れないかもしれないが魚の量は多いらしい。
そして支流を紹介してもらった。以前、釣ったことがあるこの支流であるが、ここにもかなりの魚がいるらしい。実は鮎も結構さしてきているんだとのことだ。
え?こんなところまでと思い、今日は家路に向った。
2006年7月29日(土)午後
天気 晴れ 秋田 早口川 支流
午前中は墓参りに行った。懐かしいお寺だった。
とにかく釣りたい。ここのところ釣れない症候群が再発し、数が出ない。そこで支流に入ってみた。やっぱりものすごい勢いで俺のパラシュートは襲われた。
上に投げようが、下に投げようがヤマメが出てくれた。
フライのサイズを上げて、多少なりサイズアップを狙った。心地よく、フライに出てくれる。足元には無数の魚が泳いでおり、いやー、すごいなーと思った。
だけどここは小さな魚だから、静かにしておいてあげなくてはとも思い、小さなサイズがでないように場所を選んでがんばった。
途中、すごい勢いで魚がかかった。なんだ、これ?と思い、あげてみるとアユだった。
とってもいいサイズでしかも太っていた。
「食べたい」こんな衝動にかわれた。
今回、液体のフロータントを切らしてしまい、代わりに車の窓に塗布するSuper Rain Xを使ってみた。すごく浮いた!(笑)
でも乾かしてからでないとあまりよくないようで、予め塗っておかなくちゃいけないことも分かった。
2006年7月30日(日)午前7:30〜9:00
天気 晴れ 秋田 早口川 支流
爺ちゃんはいつも4:30ごろに起きているとのことで、俺はちょっと遅く、5時に起きた。
そして6時過ぎには朝食を済ませた(笑)
今日は東京に帰る日。ムズムズする。なにがというと釣りに行きたい(笑)。
ここまで来たんだから。
お土産を買うついでに、スーパーが開店する9時ごろまで、昨日の支流に行くことにした。
川に下りてみると、ながーい竿をもった人がひとり。
鮎だ!
えっ?と思ったがどう考えても鮎釣りだ。バンバン釣れている。
まさかこの狭い上流に釣り上がらないだろうと思い、失礼して俺は先行させてもらった。
するとどうだろう、上流から下を振り返ると、長い竿が見える。ここで鮎を釣りあがっているのだった。
珍しそうに見ていると話しかけてくれたので、しばらく見学させてもらうことにした。
わずかのこの距離で20くらいは掛けているようだ。すごい。
昔は渓流をやっていたが鮎を始めたらやめられなくなったそうで、僕は何回も鮎釣りを勧められたのだ。
ここの鮎はむしろ本流より、型が良く、いい鮎が釣れるそうだ。
話をしていると僕を見て「昨日も来ていたでしょ」と言われた。
え、そうだんですよ。小学校の2年間を秋田で過ごし、忘れられないんです。なんて話をしながら、お別れをした。
釣り下がりはソフトハックルのビーズ付。
またまた昨日に続き、スレで鮎がかかった。リリースし、この川を後に東京に向った。
ちなみにこの川の入漁券は500円。これでたっぷりと遊べるのである。
国道に出る帰り道に「ユップラ」という温泉があり、これもまた300円と良心的。
また、秋田に来たい。
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