秋田釣日記

秋田にはイイ川が沢山。人と自然の調和が大切だな。


昔、小学校2〜3年を秋田の北部、大館で過ごした。1999/8、釣りにでかけた。

最近、雑誌、新聞では東北地方、特に秋田が特集されている。日本の残された大切な川が秋田にはある。

俺が行くのは米代川水系。

大館市の街の中にある田舎の家はどこに行くにも最高の場所にある。ハヤ釣りであれば車で5分で米代川本流まで行ける。

岩瀬川、早口川のポイントまで20km。秋田北空港が98夏にでき、道が整備され、30分あれば行くことができる。その川の流れる村にも、親戚がいる。とにかく秋田は楽しいところだ。

その北部は、秋田、青森の県境、世界遺産にも登録された白神山地。とにかく、大切にしたい川である。

ここだけではない。1時間も走れば、日本を代表する湖、十和田湖。太平湖。小さな川や沢があちらこちらにある。

短い滞在の間、墓参り、親戚まわりの合間、ちょっと川に出掛けてみた。


8月12日(木)米代川本流 夕方

朝、家に到着した。昼寝をしてそして夕方、早速、川にでかけた。虫たちは殆ど飛んでいなく、晴天だったのでとりあえず、ソフトハックルフライを流した。釣れた。

エルクヘアーカディスを結んだ。すごい勢いで食いついてきた。元気のいいハヤだけど。

東京付近の川とはやっぱり違う。


8月14日(土) 朝5:00〜 早口川

きれいな川だ。

天気もいい。

空がきれい。

ちょっと早起きして早口川へでかけた。実は初めて来たこの川。

エルクカディス#14をセット。かなりアタックしてくる。どちらかといえば下流でやったためか、ハヤが結構釣れた。ヤマメも釣れたのであるが、カワイイサイズが多かった。

なにより、この反応。魚が沢山いる。

写真のようなサイズのヤマメが自分の頭より大きなカディス#14にアタックしてくるからちょっとすごい。

当日は全国、鮎釣り大会があり7時半すぎにはあがった。

今年は雨が少なく、水量が少なかった。


8月14日(土) 夕方、米代川本流

夕方、また出掛けてしまった。また、でかけるのなんて言われながら。

米代川は車で5分。鮎を釣っている人がいるので邪魔にならないように、Rodを振った。

ライズがあちらこちらであり、ただ小さいライズで、シンプルなDRYで試したのであるが反応がなかった。また、ソフトハックルフライを沈め、遊んでいると食ってくる。いちど、元気のいい鮎が釣れてびっくりしてしまった。やまめをねらってもう少し遠くに行きたいところであったが、なにせ、車で5分。夕御飯前遊ぶには都合が良すぎる川である。


8月15日(土) 夕方、岩瀬川

小学校2〜3年のころ良く来た川が岩瀬川。そのときは大きな魚が沢山見えた。

数年前に訪れた時、魚がほとんど見えなかった。そして今回も昔のようには見えなかった。

岩瀬川の上流は、岩瀬ダム。実験場等ができた。

工事のあと、見たとき、水が真っ茶。かなりショックだった。

今は水はきれいになり、ただ、昔のイメージとは全く違っていた。

まわりは、田んぼばかり。本当に田舎だ。(この田舎に親戚が住んでいる)

ここもDRYには無反応。魚もまったく見えない。しばらくやった。だめだ。

#16のウエットを流した結果、釣れたのがこのハヤ。なんだかやたらにきれいなハヤだった。

この日の晩、650kmの距離を給油のときのみの休憩で一気に東京まで帰った。渋滞を抜け、また、都会に戻った。