能舞台のようなウッドデッキ
北海道S.I様からの横桟フェンスの自由設計で作られたウッドデッキの完成写真をご紹介いたします。
北海道ですので地面の凍結を恐れて地面深く根掘りして基礎(束石)工事をされています。
いわゆる凍結深度を測られて計算された根掘り深さです。フェンスは低く抑え横桟タイプのデザインになっています。
床板も規格の幅90mmから105mmに幅広くされています。ちょっと目には能舞台のように見えますね。
ウッドデッキカラーはマホガニーカラーで塗装されています。
基礎(束石)工事と土台組み立て
土台の軸組み伏せ(骨組み)の組み立て状態です。
躯体の踊り場とウッドデッキの出入り口のところが撥ね出しになっているのが分かります。
基礎工事も充分に吟味され冬季の凍結深度を計算されての根掘り施工がなされています。
上から撮影されています。基礎工事が良く分かるように充分な根掘り深さを
取られています。凍結深度を考えての根掘り深さを出しています。
また、大引の配列で分かるように出入り口部分は間口が広いので他の根太材よりも太い根太材が付けられています。
隅の柱は通し柱にして中間は管柱にし笠木(1段目)の納まりを良くしています。
土台と大引の大入れ蟻落し仕口が土台束の真下に来ていませんが腰掛大入れ蟻落し仕口にしていますので
大丈夫です。
ウッドデッキの完成写真
自由設計でのウッドデッキです。
フェンスにお客様の意匠が反映されています。出入り口も躯体の踊り場と同じ間口に
広くとられ少し跳ね出した渡り廊下のような意匠になっています。
日本の和芸術である能舞台のように見えませんでしょうか。
マホガニーカラーをご選択されてのご提供です。
フェンスと床張りが綺麗に施工されています。
床板も特注の3寸5分(105mm)に変えられています。
意匠のあるすばらしい作品です。
角度違いからのウッドデッキ完成全景です。
基礎工事の根掘りにも土を埋められ綺麗に整地されました。
踊り場とウッドデッキの床出入りがフラットなので見た目が非常に綺麗です。