腰掛ベンチを付けたウッドデッキ
茨城県T.N様から腰掛ベンチ付きのクロスフェンスで作られたウッドデッキの完成写真をご紹介いたします。
ウッドデッキ本体の中に腰かけられるように作り付けの腰掛ベンチを取り付けられて便利な作りになっています。
両側に出入り口を設けられて階段も取り付けられています。
間口が長く6000mmもある大きさで奥行きには両側にクロスフェンスを付けられています。
出入り口の広さを確保するためにクロスフェンスは狭くされた作意になっています。
ウッドデッキのカラーはオークカラーで施されました。
組み立て工程
土台大引が組み付けられて根太も取り付けられた状態です。
部分部分に腰掛ベンチの束ホゾ穴が大引(太い根太)に見受けられます。
羽子板ボルトもきちんと付けられました。
雨樋部分の切り欠き加工を写し出しました。土台を大引の大入れ片蟻仕口で雨樋空間を確保し
それをツナギ(大入れ蟻仕口)で固めた組子になっています。
部材に番号が割り振られているのが見て取れます。
土台大引伏せの下端をご覧いただいています。奥側(見えがかりの無い部分)
の土台束はお客様調達の金物で設置されています。
お客様調達の束金物と土台大引の組み付けを補強する羽子板ボルトの設置を
見ることができます。
柱と笠木を取り付けられ腰掛ベンチの束柱も見て取れます。腰掛ベンチ取り付く柱にはベンチの枠がはめ込めるように
少し切り欠き加工がされています。
腰掛ベンチの枠と根太が取り付けられ大引(太い根太)部分には床板掛材が取り付けられました。
腰掛ベンチ枠には床板厚み分シャクリ加工がされていますので床板をそれにはめ込んでいきます。
床板を張り付けている途中写真です。雨樋部分の細かい床材切り欠き作業など丁寧な施工が見受けられます。
ウッドデッキの完成写真
腰掛ベンチ付のクロスフェンス仕様ウッドデッキです。
6000mmもある広い間口でその中に腰掛けられるようにベンチも据え付けられた意匠のある
ウッドデッキです。雨樋の切り欠き加工もされています。お客様のアイデアで物干しポールも取り付けられているのが素晴らしいです。
両側に出入り口を設けられお客様の手作りで階段も設置されています。オークカラーをご選択されてのご提供です。
腰掛ベンチが良く分かる写真です。出入り口と階段、腰掛ベンチとクロスのバランスが
素晴らしく凝った意匠であるのがうかがえます。
束石設置も綺麗に施工されているのが分かります。お客様手作りの階段下端にパッキンを挟んで
いるところなど細かな気遣いです。
完成された全景です。住宅にウッドデッキがあると楽しみがふくらみますね。