DIY作品
千葉県のS.N様から今回は、部材の提供によりお客様ご自身で加工された作品をいただきました。
井戸の蓋、作業台の枠、棚の板の3通りの写真をいただいています。
井戸の蓋
ポンプを乗せるための蓋部分の加工です。材種は松材でできています。水をくみ上げるための穴をあけてありそれに合わせてポンプ本体を取り付けます。
井戸の蓋には両角にアールをつけたり面取りされたり手間をかけています。
材種は松材で、厚みが45mmある厚材です。
両角はアールで面取りされて、尚且つ、板自体を水勾配をつけて水流れを良くしています。
井戸の蓋に使った松材の余り材を砥石台などの用途に使われています。
作業台の枠組み
作業台に脚をつけるための受け金具をつけます。
墨付けをしましたらノミで切欠き作業をします。
金具をビスで固定します。4か所同じ作業で金具を取り付け作業をします。
作業枠を組み付けるのにホゾ差しにして組子になっています。カケヤで叩き入れると木材に傷がつきにくいです。
ホゾ柄を差し込みましたら楔(クサビ)で打ち止めます。
クサビを一度打ち込まれたら外れることはなくなります。
クサビをカケヤで打ち込みます。
枠を組み付けられて楔をあてがって打ち込んで組み上がったところです。
出ている余分な柄及びクサビ部分をカットします。
柄に楔がしっかり刺さっているのが分かります。
最後に塗装をされて完成されました。作業枠と4本の脚でセットです。
棚の板
松材の板で棚を作られました。
タイヤホイルをうまく利用してホース掛けにしています。