国産の杉材を利用した燻煙乾燥木材のウッドデッキは耐久性に優れ、日射しや雨風にさらされてもお手入れが簡単です。
燻煙乾燥木材にはウッドデッキ材と木酢液と燻煙乾燥処理された環境型の枕木材があります。
ウッドデッキに使う燻煙木材は杉の中でも特に耐久性が高いといわれる赤身のところを厳選して作られています。
杉の赤身は成長の活動が終わりすでに成熟していている部分です。成長が終わっているので水を通す導管も閉ざされていて水を含まなくなります。このために水に浸かっても細胞自体が水を吸収しないので
雨水などの環境に強さを発揮します。
また、成長期にはカビや害虫から身を守るための成分(松にある松脂に似ている身を守る素質)を作るので赤身にはこの成分が残っていてカビなどに強い効果があります。
杉の赤身には日本古来の建物に使われて杉の赤身だから持ったと言う逸話がたくさんあります。
このようなところを特に向けて作られたのが燻煙木材です。
木の成分”フィトンチッド”
木材は長い年月をかけて常に呼吸し、四季のある日本の風土を快適に過ごせる環境と安らぎを与えてくれます。
木の香りには「フィトンチッド」が含まれ、育ち盛りの子供たちには最適の空間となります。このような木がすぐに腐ってしまっては残念です。
そのためにこそ燻煙処理された燻煙木材が力を発揮します。
燻煙処理されて耐久性がアップ
国産材を使い生産工程で化学燃料を使わないで、木片やおがくずを熱源にして有害な化学物質を使わず木本来の耐久性を引き出しました。
ダニ、シロアリ、カビを寄せ付けにくくしてウッドデッキを長持ちさせます。
燻煙により木材の細胞や繊維が破壊されることがないので細胞が正常です。
それでいて芯まで燻煙処理されているので耐久性(防腐)が格段にアップします。
燻煙の技術は日本古来の知恵がつくります。
写真で見られるように、燻煙処理されたものはカビが付かなくなっています。燻煙の効果です。
また、乾燥されているうえに木材の細胞や繊維が破壊されずに保たれているので、木自体の強度が失われないというメリットもあります。
2週間から3週間じっくりと窯の中で燻されて素質を最高にまで高められて出てきますので
ウッドデッキを作るのに最適な木材になっています。
未乾燥材はカビや割れなどの原因になります。この弊害を無くすために諸官庁では、乾燥の基準が設けられています。
燻煙処理では、充分に時間をかけて煙で燻しながら乾燥していきますので木の寿命を縮めることなく乾燥木材に仕上がります。
生は腐れやすいが燻製されたものは長く持つ、その良い例がかつお節などの燻製品!
燻煙されることにより堅くなって保存性が良くなって腐らなくなる。
この知恵を燻煙木材に向けました。
燻煙木材は、健康住宅資材、公共事業資材、ウッドデッキ資材などに多岐にわたり活躍してます。
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燻煙木材で作られたウッドデッキはシロアリやカビに強く木材腐朽菌をガードする優れた効能があります。 木材腐朽菌が必要とする栄養素を燻煙によってガードされるので木材腐朽菌は活性化できません。木材腐朽菌が生きていけなければ木材は腐らないのです。
当社のウッドデッキ木材はすべて合法木材を使用しております。合法木材とは、森林関係の法令において合法的に伐採されたことが証明された木材のことを指します。 つまり、合法木材は正しい手続きで生産された真っ当な木材であるということができます。 なぜ今、合法木材なのでしょうか。それは、海外においてその国、地域の法令に違反して行われる”違法伐採”が大きな問題になっているからです。
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