土台を廻して、その土台の上に母屋束を建てられて母屋も付けられています。
母屋は母屋束を欠き込みしていますのでそれに乗せてビスで止めていきます。
一番低い母屋は図面のように母屋に下穴があいていますのでビスを差し込んで止めていきます。
ポリカ波板も見られますね。
母屋まできちんと取り付けられましたのでポリカ波板を張り付け作業をされています。
ポリカ波板は専用の取り付け釘を利用して取り付けられているようです。
ポリカ波板を全て葺き張りました。綺麗に張られています。
余談ですが、波板を張るのもちょっとしたテクニックが必要で良くだんだん斜めになっていく光景を見受けられることがあります。
この時なども張りながら調整する方法があり、このようなテクニックを知っていると綺麗に張ることができます。
裏側(後ろ側)の部分を見ています。
強風に屋根が持って行かれないように躯体と屋根骨組みを3箇所の方立てで固定されているのが見られます。
これで台風などにも安心していられますね。
正面(表側)から見ています。
こちらも小壁を付けられて風の巻き込み対策をされています。
正面側も3箇所に方立てで固定されています。前と後ろにガッチリと躯体に屋根が固定されているので強風に対して問題ないと思います。
ポリカ波板の重ね代も広くされているので雪などの重みにも問題ないと思われます。
木材の見え掛りには塗装も施されているので永く維持されることでしょう。
今回はお客様からプレハブ小屋にポリカ波板の屋根を葺きたいとのご相談があり、お客様から簡単な意匠図面をいただき
それを基に、弊社で施工案をお知らせして進められた工事になります。
土台や母屋束及び母屋などは弊社で加工してお届けしましたが、ポリカ波板や躯体と屋根の固定などのやり方はお客様独自の
アイデアで取り付けられており、今までのたくさんのDIYの経験が生かされているようです。