3段式のウッドデッキに全面幕板張り
和歌山県のM.N様から1段、2段とステップとして段式にされて3段目のウッドデッキ本体に上ります。
一体型ですので土台束で2段、3段と組み合わせて作られます。
2段目はL型に曲げられていますので床板には留め加工がされています。また、3方全面に幕板を張られて化粧もされています。
燻煙グレードで作られウッドデッキのカラーはオークカラーをご指定されました。
基礎(束石)工事
束石を設置された写真をいただきました。
束石の地面からの出頭は50mmの出頭に設定されています。
右側の細かい束石配置は丁度、1段ステップが来るところで込み合った配列になっています。
羽子板付き束石も要所に設けられてズレ対策をされています。
防湿、雑草、シロアリ対策など防水シートの効能は計り知れません。
特に、ウッドデッキの下部分の湿気対策としてオススメしたい作業です。
ウッドデッキの完成写真
化粧の幕板は1段目が1枚で2段目は2枚、3段目も2枚で構成されます。
幕板同士は隙間なくピッタリ重ねて床面と同じ高さになっています。
幕板は全て角部分は留め加工されていますので留め同士をあわせて取り付けます。
このように幕板の角部分が留めになっていて木口が見えないので綺麗に見えます。
この角度から見るとよく床板の状態が見えます。
2段目はL字に曲がる部分は床板同士を留め加工してあわせて止めます。
床板は4mmの排水隙間を設けながら張って行きます。床板は幅120mm、厚み40mmありますので
1段目、2段目は床板120mmと排水隙間4mmを計算して丁度3枚分で良いように計算、3段目のウッドデッキ本体部分も床板が
10枚で丁度良いように計算してウッドデッキの奥行きを決められています。
3段の蹴上は均等に設定されています。
幕板の1枚当たりの高さが90mmありますので、2枚重ねにより1段目あたりの蹴上は180mmになっています。
蹴上も均等なので綺麗なウッドデッキになっています。