CanBeくん第3段のベンチ

さてそれでは、早速FSB、つまりベースクロックを上げてからのパワーアップしたうちのCanBe君のベンチマークをご覧下さい。

ベンチには EP82改/かず氏のHdbench Ver 2, 42, 0, 1を使用しました。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.420 ★ ★ ★

使用機種 NEC PC-9821 Cb3/T
Processor Pentium 166 [GenuineIntel family 5 model 2 step C]
解像度 640x480 65536色(16Bit)
Display PC-9821 32 ビット ウィンドウ アクセラレータ (Cirrus)
Memory 47,600Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 950)
Date 1999/ 3/26 11:27

SCSI = MIDORI ELEC. SCSI-2 I/F MDC-926Rs(PnP-ON)
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ

A = GENERIC IDE DISK TYPE00
B = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = IOMEGA ZIP 100 Rev D.13
Q = NEC CD-ROM DRIVE:273 Rev 4.24

さて、ここまで、つまりハード構成には、CPU以外、何の変更もありません。しかしやっぱり Pentium 166の表示には感動しますね。
・・で、今までの75MHz、125MHz、166MHzの3つのベンチを比較できるように並べてみましょう。
動作クロック ALL TextScrollDD ReadWriteCacheDrive
75MHz 2081 41624475 17984641356 29 81700 1641 3105A:10MB
125MHz 2740 68227334 18425471576 30 8 1703 1648 3164A:10MB
166MHz349392759948212177917263011169316654201A:10MB

まず、「浮動小数点演算」と「整数演算」の数値を見てやってください。みごと75MHzの倍以上になってますね〜。とくに、整数演算では、この時は「9948」ですが、何度かやると「10000」を超える時もあるんです。うれしいですね〜。今まで見たこともない数値ですからね〜。また、浮動小数点についても、かなりのアップです。

しかし、画面の描写については、ま、多少は上がっているものの、飛び抜けて「これ!」ってーほどでもありませんね。こればっかりは、もうどーしようもありませんね・・。Cバスじゃなきゃーね〜

さて、今回の結果をふまえて考えてみると、やはりCPUのクロックアップってーのは、絶大な効果がありますね〜。それから、「FSB」つまりベースクロック(外部クロック)が上がっているのが非常に有効であると思います。つまり、FSBが66MHzに上がることによって、バスクロックも同様になり、メモリーアクセスが向上、また、チップセット以降のクロックについても、バスの1/2クロック、つまり33MHzとなったのが良い結果を産んでいると思います。今までのバスクロック50MHzを考えると、ずいぶんと違いますよね。

これが体感となると、かなり早くなっているように思われます。特に「ファイル操作」時のエクスプローラの開き具合なんかが、グットです。また、「3DCG」(ここではDOGA L1,L2 を使いました)のレンダリングにおいて、実に2倍ぐらいの処理が可能となりました。つまり、今まで40分位かかっていた処理が20分で済む・・と、そういうことです。うれしいですね〜。

ただ、「MOVIE」なんかの再生とかが、少しは上がるかと思ったのですが、ほとんど変化は見られませんでした。やっぱり画面の描写速度、それと、ビデオメモリ1MBというスペック上、仕方がないことでしょうね。

ま、何はともあれ「無事に166MHz」で動作したことが何よりの救いです。よかった、よかった。

《 これからもよろしく頼むよ!! CanBeくん!!! 》

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