このように、たかが「ファイルの名前の付け方」によって正しく表示されない場合が有るのです。これは、ホームページ本体であるHTMLファイルだけではなく、画像ファイル(.jpgや.gif)も同様です。 また、ファイル名には使ってはいけない文字もあります。これを禁則文字といいます。半角での『￥，／，：，＊，？，”，＜，＞，｜ 』などはWindows上でも使用できませんが、他にもスペース(Win上では使用可)などは使用しないようにしましょう。 そのほか、インターネット上では「半角カタカナ」は使ってはいけません。ファイル名も同様です。これを使うとかなりの確率で「文字化け」しますよ。

そこで、ホームページとしてアップするファイルの名前の正しい付け方は・・・ 「8･3形式で付ける」 ということです。 8･3形式とは、ファイルの名前に「半角英数文字で8文字以内」の名前を付けるということ。決して「漢字やひらがな」は使わないようにしましょう。もちろん「全角英数」もいけません。ピリオドの後ろの3は「拡張子(.htmや.jpgなど)」の部分です。(拡張子に関しては.htmlなどの4文字もありです。また、拡張子は決まっているものですから変更しないようにしましょう) それでは、いったいどのように付けたら良いのでしょうか？？ ==<<例>>== 内容 使える名前 表示されない名前 今日あった出来事のページ today.htm 【今日の出来事.htm】【kyounodekigoto.htm】 お勧めのページ osusume.html 【お勧め.html】【osusume page.html】 海の写真 umi01.jpg 【海の写真.jpg】【uminosyasin.jpg】 たったこれだけの事で「表示の不具合」から守る事ができるのです。 また、関連のファイルは「***01.htm」「***02.htm」のように出来るだけ数字で管理しましょう。この方が結構便利です。また、スペースを使いたい場合は、その代わりに「＿」(アンダースコア)を使用しましょう。これは「ろ」のキーのところです。「Sample_1.gif」こんな風に使えば、けっこうかっちょいいです。

これからホームページを作ろうと思っている方、ぜひファイル名の付け方に気を付けてください。そうすれば、ファイル名に関する表示のトラブルは防ぐことができます。 それから、ページがうまく表示されない方。まずはファイル名を確認してください。自分のパソコン上で正しく表示され、インターネット上でうまくいかないものは、この問題である可能性が大です。特にUNIXというサーバーは「アルファベットの大文字小文字」も区別します。つまり「A.htm」と「a.htm」は違うファイルとして扱われます。このへんもご注意ください。ただ、一度サーバーにアップロードしたファイルの手直しって大変なんですよね〜・・。修正する場合は、必ず「ファイル自体の名前」と「HTML上に記述されたファイル名」の両方を直してくださいね。