カスタム


コンセプト
 カスタムと言っても「バリバリのいじっていますよ!!」っていうのは、自分の好みではない。
見た目ノーマルっぽい、改造が好きである。



1.ポジションの改善・・・・・・・長時間乗っても疲労が少ないように。
2.動力性能の向上・・・・・・・・最高速重視ではなく、低回転から扱いやすいエンジン特性で、耐久性・信頼性重視。
3.動力性能に見合った制動力・・・タッチがよく強力な制動力。


ポジションの改善
インプレッションでも記したがハンドルが馴染めないのでRT用に変更、
それに伴いブレーキホース・クラッチワイヤーもRT用に変更。
ステップもRT用と思ったが、これはこれでバックステップがいい感じなのでそのまま利用する。



動力性能の向上
ここが、最大にして一番楽しいところであり、永遠のテーマである。
調べてみたら現在付いているボアアップキットは武川のレギュラーヘッドであった。
動力性能云々の前に調子が悪すぎるので、キャブのセッティングから・・・

キャブレターはノーマルではなく、それほど大きくないものが付いていたので、
友人から、TL125のキャブ(京浜PC20)をエンジンごともらったのでそれに交換して進めることにする。
マフラーは、車体と一緒にノーマルを受け取っていたのでとりあえずそれを使う。
スプロケットは、なんとノーマルのままだった(88ccで良くこれで乗っていたと関心?する)ので、
フロントを16T、リヤを31Tに変更した。

この状態でキャブのセッティングを調整してみると、
90Km/h位は出るようになったが、低速トルクが今ひとつ細く扱い辛い
やはり、ノーマルマフラーではこの辺が限界か?・・・でも社外品のうるさいのは避けたい、
と考えしばらくこの状態で乗っていたが、
ふと自分の宝箱(他人から見るとガラクタ箱?)を見ると昔のDAXのカムが出てきた。

現在付いているものは、いかにも「ハイカムです」という形状
興味半分で試しにDAXのカムを組んでみると、びっくりするほど乗りやすい、
これでセッティングを出すと、どの回転からでも加速できるほどに改善した。
最高速は80Km/h位と、高回転の延びは良くないが、
常用回転域がとても扱いやすいのでひとまず完成?とする。

しばらく乗っていると、やっぱり来ました「クラッチの滑り」
最初は、騙していたけどクラッチが滑ってエンジンの始動にも支障が出てきたので・・・

おきまりのコースDAX70の2枚クラッチ
バイク屋でパーツリストを見せてもらい一式を注文し、2日後には全てそろった。・・・さすがホンダ
早速組み始めるが、クラッチスプリングが結構柔らかい(モンキーRのノーマルより柔らかい)ので、
せっかく新品を買ったが、これは強化スプリングを使い装着完了!!
そして、DAX70のクラッチを組むと1次減速が変更される(4.312→3.722)ので、
パワーがあれば最高速が向上する。・・・80Km/h→85Km/hになった。
その後クラッチの滑りは発生していない



制動力の向上
モンキーRは、最初からフロントにディスクブレーキが装備されており、
それほど制動力に不満は無かったが、NSR50の曲がったフロントフォークと、
NS−1のキャリパーとディスクローター(NSRと同じ?)を貰うことができたので、
換装を検討してみる。
ディスクローターは、ボルトの位置がモンキーRと同じだったのでそのまま交換
キャリパーは、全く形状が異なるのでマウントを作成しようかと思ったが、
NSRのフロントフォークとモンキーRのを見比べると、よく似ているので、
ばらしてみると互換性があることがわかった。
そこで、キャリパーを付けるためにNSRの右側のボトムケースを左側に組み替え使用することにした。
(モンキーRは、スピードメータギヤが右側にあるためキャリパーは左側に装着)
後は、ボルトONでいけるかと思ったが、問題発生!!
ディスクローターのオフセットの違い(内側に入りすぎ)でキャリパーがホイールのリムに干渉してしまう。
そこで、ディスクローターとホイールの間に入れるスペーサーを1mm厚のアルミ板から作成。
それでもまだ干渉しそうなので、キャリパーの当たっている部分の角を落とす感じで削り落とす。
実際に回してみると、常にパットがすれている状態で解放されていない。
よく見るとディスクローターが内側に入っているためキャリパーのスライド範囲を超えているようだ。
そこで、キャリパーブラケットにも3mm厚のスペーサーをかませて組み込んだ。
無事換装完了。
ちょっと効きすぎの感じもあるが、強力なストッピングパワーを得ることができたので、これでOKとする。
NSR流用でFブレーキ強化

リヤブレーキはドラムであるが、タッチ・効きともに特に不満はないのでそのまま使用。



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