[一からの幼稚園・小学校受験][ホームページ]

子どもの気持ちを大切に!


 幼稚園、小学校に拘わらず、子ども自身が「この幼稚園、小学校に来たい」と思っている場合は、試験当日にその幼稚園や小学校に行くこと自体嬉しくてニコニコしています。それは傍目にも分かるぐらいの時もあります。そして先生に言われる事に対して意欲を持って取り組む原動力となります。

 これは何年か前に実際にあった事なのですが、ある幼稚園を受けた男の子の例です。とてもしっかりしていたので、多分合格するだろうと予測していたのに不合格でした。

 知人を頼ってどうして不合格だったのか訪ねてもらったら、試験の中で先生に子ども自身が「あのね、僕は本当はこの幼稚園は来たくないの。僕は○○幼稚園の方が好きやねん。だからこの幼稚園はお母さんが受けるだけでいいからって言ったから来たの。本当よ先生。僕はこの幼稚園は嫌いやねん。でも僕が嫌いやって言った事お母さんには内緒よ。お母さんな、ゆうたらあかんって言ってた」と言ったという事でした。

 小さいながらでも子どもは子どもなりに「こうしたい」という事を持っています。この時は私達教師もとても勉強になりました。

 子どもに親がいいと思っている園や小学校を納得して受験してもらうための方法は次回お話ししたいと思います。

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